「ビットコインの運用実績を知りたい」
「1700万円を突破したけど、どの程度稼げているの?」
ビットコインの価格が最近上昇しているため興味が出てきたけど、まずは運用実績を確認したいという方もいるでしょう。
本記事では2023年1月から2025年7月までビットコインを保有し続けた結果を紹介します。
結論を言うと2025年7月25日時点で2.6倍の含み益が出ており、80万円程度の投資額に対して評価額は約210万円となっています。
2021年11月からビットコイン投資を始めた自分が、今後の立ち回り方についても紹介していくのでぜひ参考にしてください。
ビットコインの運用実績【2023年1月~2025年7月】

2023年1月から2025年7月まで長期保有した結果、元手が約2.6倍になりました。
この期間は1度もビットコインを売ることなく、何回に分けて購入しただけです。
以下では2023年1月から2025年7月までの運用実績と、2025年に入ってからの運用方法について紹介します。
2023年1月~2025年7月までの運用実績
2023年1月から2025年7月までビットコインを保有した結果、1329773円の含み益となりました。
なお、2025年7月25日時点での総購入金額は797843円で、前回の報告から変わっていません。
bitFlyer
2023年1月の価格は200万円程度でしたが、2025年7月には1700万円以上にまで上昇しました。
自分は2023年に約20万円分、2024年2月に約60万円分のビットコインを購入しました。
2024年2月に買ったときの値段は700万円ぐらいだったため、2.6倍程度の含み益が出ている状態というわけです。
2025年に入ってからの運用方法
2025年に入ってからは売り買いすることなく、ビットコインを持ち続けています。
なぜなら、まだまだ価格は上がると考えているためです。
ビットコインの価格は4年周期でバブル・下落・低い価格水準・上昇を繰り返す傾向があり、2025年はバブルの年になります。
そのため、価格が大きく上昇すれば売却しようと考えていましたが、現状2025年に入ってからの最低価格と比べても1.5倍になった程度です。
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
バブルの年は年内でも数倍の上昇率をこれまでは見せているため、価格はまだ上がると考えています。
2025年にビットコインを売るタイミングを探しつつ、現状は保有し続けている状態というわけです。
これからビットコインの価格は本当に上がる?

ビットコインの価格は次の指標を見る限り、今後も上がる可能性が高いです。
- RSI(相対力指数)
- 電気代÷価格の値
そのため、ある程度上昇するまで今後も保有し続けるのが良いと考えられます。
以下では、それぞれの指標から傾向を分析することで、今後の価格がどうなるのか見ていきます。
RSIによる予想では上昇する
今後のRSIが過去の傾向と似たものになる場合、ビットコインの価格はこれから上がります。
なぜなら、現時点のRSIは70程度ですが、バブルの年のRSIは90を超す傾向があるためです。
RSIは買われすぎか売られすぎかを判断できる指標のことです。
前述したようにビットコインの価格には4年周期のサイクルがありますが、バブルの年のRSIは90を超える傾向があります。
実際、2013年のバブルでは97、2017年のバブルでは96、そして2021年のバブルでは93までRSIは上昇しています。
Bitcoin Relative Strength Index
2025年はバブルの年ですが現状RSIは74しかなく、80にタッチすらしてない状態です。
そのため、これまでの傾向通りであればRSIはこれから上昇すると考えられます。
そして、RSIが上がるということは需要が増えるということなので、ビットコインの価格は上昇するというわけです。
なお、今のRSIの水準からその年のピークになるまでに、これまで価格は数倍〜100倍になっています。
2013年 | 2017年 | 2021年 |
---|---|---|
100倍 | 20倍 | 5倍 |
※2021年に関しては2020年11月の最低価格と2021年3月の最高価格を比較しています。
以上から、RSIの推移が過去と似たものになる場合、2025年の価格はまだまだ上がると考えられます。
「電気代÷価格」の傾向でも上がる
また、「電気代÷価格」の推移が過去の傾向通りになる場合も、ビットコインの価格はこれから上がります。
なお、電気代というのはマイナーがビットコインを管理するのに支払っているコストのことです。
「電気代÷価格」の値は半減期後に下がる傾向がありますが、2024年4月の半減期後には下落トレンドが発生していません。
そのため、これから「電気代÷価格」の値が下落トレンドになる、つまり価格が上がる可能性があるわけです。
なお、2016年7月の半減期後には「電気代÷価格」の値が0.2程度まで下がり、2020年5月の半減期後には0.3程度まで下落しました。
Bitcoin – Average Mining Costs | MacroMicro
一方で2024年4月の半減期以降に関しては、「電気代÷価格」の値が0.8程度までしか下がっていない状態です。
そのため、今後「電気代÷価格」の値が下がる、つまり価格が上がると考えられるわけです。
上昇トレンドは2025年で終了する?

いまの上昇トレンドは2025年内に終わり、2026年は下落相場になる可能性が高いです。
そのため、2025年の内に売却し2026年に購入していく立ち回りが良いと考えられます。
前述したようにビットコインの価格には4年周期のサイクルがありますが、バブルの翌年は下落相場になる傾向があります。
実際、2013年の翌年の2014年、2017年の翌年の2018年、そして2021年の翌年の2022年に下落トレンドが発生しました。
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
※2013年6月~2014年
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
※2017年~2018年
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
※2021年~2022年
2025年はバブルの年であるため、翌年の2026年は下落相場が来ると考えられます。
前章ではビットコインの価格は今後も上昇すると述べましたが、過去の傾向通りになればそれは2025年までの話というわけです。
ただ、価格が下がるということは良い購入タイミングになる可能性があります。
そのため、2026年は積立でコツコツと購入し、次のバブルが来るであろう2029年まで保有し続けるのも悪くないでしょう。
なお、長期保有の具体的なやり方や注意点などについて知りたい人は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインとほったらかしの相性は抜群!放置で稼ぐ3つのコツ
まとめ:2025年に売って2026年に買うのはあり!

ここまで、2023年1月から2025年7月までの運用実績について紹介しました。
2023年に20万円分、そして2024年2月に60万円分のビットコインを購入しただけで、現時点で210万円の評価額になっています。
2年半ほど保有するだけで元手が2.6倍になったのは悪くないでしょう。
なお、2025年はバブルの年でRSIと「電気代÷価格」の値を見ても、価格はこれから上がりそうです。
ただ、価格上昇は2025年で終わり2026年からは下落相場になる可能性があります。
そのため、2025年の内に売却し2026年に価格が下がったタイミングから積立で再び購入するのが良いでしょう。