「ビットコインはほったらかしで儲かるの?」
「長期保有している人の実体験を知りたい」
ビットコインに興味を持っている投資初心者の中には、「ビットコインはガチホが儲かるって本当?」という疑問を持つ方も多いです。
事実として、これまで短期的なトレードよりも長期保有の方が稼げました。
本記事では、ビットコインはほったらかしが稼げる理由と、長期保有のメリット・デメリットについて解説します。
納得感をもってビットコインを放置することで、途中で安売りしてしまうことがなくなり、将来的に大きな利益を出せるようになります。
2023年1月からビットコインのほったらかし投資を行っている自分が、2024年3月時点で50%以上の含み益が出ている知見をもとに解説するのでぜひ参考にして下さい。
ビットコインはほったらかしをおすすめする理由
ビットコインの長期保有は、売却することなく1年以上にわたり保有し続ける投資手法です。
ほったらかしによる運用をおすすめする理由は、次のとおりです。
- 4年周期でバブルが発生する
- 短期トレードは稼げない
それぞれ詳しく解説します。
ほったらかしが稼げるのはバブルが発生するため
ビットコインのほったらかしが稼げる理由は、4年周期でバブルが発生し、平均価格が一気に上がるためです。
これまで2013年・2017年・2021年にバブルが発生しましたが、平均価格が大きく伸びていることがわかります。
ビットコインバブルが発生する要因は、4年周期で供給量が半減する仕組み(半減期)が導入されているためです。
ビットコインの値段は需要と供給で決まるため、需要が変わらず供給量が減少すれば価格は上昇します。
なお、半減期が来るとバブルが発生する理由についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
ビットコインは半減期でなぜ上がる?上昇する3つの理由を紹介!
長期保有のシミュレーション結果
これまでにビットコインを4年程度ほったらかしていれば、「1.02倍~1833倍」の利益になりました。
購入時期の価格 | 4年後の価格 | 上昇率 |
---|---|---|
2013年:1200円~98000円 | 2017年:10万円~220万円 | 1.02倍~1833倍 |
2014年:35000円~98000円 | 2018年:37万円~200万 | 3.8倍~57倍 |
2015年:21000円~57000円 | 2019年:38万円~140万円 | 6.7倍~67倍 |
2016年:43000円~113000円 | 2020年:53万円~300万円 | 4.7倍~70倍 |
2017年:10万円~220万円 | 2021年:300万円~740万円 | 1.4倍~74倍 |
2018年:37万円~200万円 | 2022年:220万円~580万円 | 1.1倍~16倍 |
2019年:38万円~140万円 | 2023年:220万円~640万円 | 1.6倍~17倍 |
特に、バブルの年に売却することで、大きなリターンを得られることがわかります。
これまでの傾向を見る限りでは、4年程度の長期保有によるビットコイン投資で失敗することはないと言えます。
ビットコインの短期トレードは稼げない
短期トレードでは、ビットコインバブルをうまく利用して稼ぐことはできません。
実際、次の条件で短期トレードのシミュレーションを行っても、ほとんど稼げない結果となりました。
2014年~2018年 | 2015年~2019年 | 2016年~2020年 | 2017年~2021年 | 2018年~2022年 |
---|---|---|---|---|
0.77倍 | 0.88倍 | 1.33倍 | 1.19倍 | 0.98倍 |
条件:毎週土日に売り買いを1回ずつ行う。購入時間は12時、売却時間は17時とする。 |
また、次の3つの理由からもビットコインの短期トレードはおすすめできません。
- 取引手数料が高額になる
- 毎週数時間は作業が必要
- 税金の計算が面倒
ビットコインの長期保有はバブルが来るため稼げますが、バブルが来ても短期トレードでは稼げるとは限らないのです。
【運用実績】自分がビットコインを放置した結果
2023年1月から始めたビットコインの長期保有では、2024年3月7日時点で50%以上の含み益が出ています。
今からビットコインを始めても遅いと思っている方は多いですが、事実として2023年からでも稼げています。
bitFlyer
自分が2023年にビットコインを購入した理由は、これまでの傾向から2023年は年間を通して価格が低いと予想したためです。
結果として、2023年は上昇トレンドになったため、思うように安く買えませんでしたが、それでも42万円程度の含み益となっています。
なお、ビットコインのこれまでの価格推移から、傾向を分析した結果について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ビットコインのチャートを10年分紹介!価格推移から傾向を分析
ビットコインを長期保有する3つのメリット
ビットコインを長期保有するメリットは次のとおりです。
- 他の仮想通貨よりも利益を出せる可能性が高い
- 保有している間は税金が発生しない
- 取引にかかる手数料が安くすむ
それぞれ詳しく解説します。
他の仮想通貨よりも利益を出せる可能性が高い
ビットコインは、他の仮想通貨の長期保有よりも利益を出せる可能性が高いため、損失を出すことはないという安心感があります。
前述した長期保有のシミュレーションからわかるように、ビットコインはどのタイミングで購入しても利益を出せました。
一方で、時価総額の高い仮想通貨でも売買のタイミングによっては、長期保有しても損失を出してしまうケースがあります。
銘柄 | 購入時期 | 損益 |
---|---|---|
イーサリアム | 2018年 | 2022年:0.9倍~44倍 |
リップル | 2018年 | 2022年:0.1倍~305倍 |
ビットコインの長期保有は、どのタイミングで取引しても損失を出してしまうリスクが低いのは嬉しいポイントです。
保有している間は税金が発生しない
ビットコインを長期保有している間は、税金について考える必要がないのも嬉しいポイントです。
長期保有では、売却することなく保有し続けるため、売るまでは税金が発生しません。
また、売り買いを繰り返すと、利益の計算が複雑でやり方がわからなくなる方もいるでしょう。
長期保有では、100万円分購入して300万円の時に売れば200万円の利益というように、簡単に利益を計算できるのはありがたい点です。
なお、仮想通貨の税金については、以下の記事で詳しく解説しています。
ビットコインの税金はいくら?年収400万円のサラリーマンの実例を紹介
手数料を抑えられる
ビットコインのガチホは売り買いを繰り返さないため、取引手数料を安く抑えられます。
例えば、取引手数料が「0.12%」である場合、ガチホでは合計で「0.12%×2=0.24%」の手数料しか発生しません。
一方で、短期トレードを行う場合は、1日に1回ずつ売り買いを行うだけで「0.12%×2×365=約88%」の手数料がかかります。
ビットコインの長期保有は手数料がかからない分、利益を出しやすいのです。
なお、できるだけ手数料の安い仮想通貨取引所を選ぶことも大切です。
コインチェックは、ビットコインの取引を手数料無料で行えるおすすめの取引所です。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
ビットコインを長期保有する2つのデメリット
ビットコインのほったらかしのデメリットは、次の2点です。
- 他の仮想通貨より稼げない可能性がある
- 大きな含み損を抱える可能性がある
1つずつ詳しく解説します。
他の仮想通貨より稼げない可能性がある
ビットコインのほったらかしは、他の仮想通貨の長期保有に比べ利益が出ない可能性があります。
実際、次の表からわかるように、リップル(XRP)という仮想通貨の方がビットコインの長期保有よりも大きく稼げました。
購入時期 | 4年後のビットコイン | 4年後のリップル |
---|---|---|
2014年 | 3.8倍~57倍 | 10倍~1273倍 |
2015年 | 6.7倍~67倍 | 6.9倍~102倍 |
2016年 | 4.7倍~70倍 | 14倍~126倍 |
2017年 | 1.4倍~74倍 | 0.09倍~323倍 |
2018年 | 1.1倍~16倍 | 0.1倍~305倍 |
だたし、ビットコイン以外の仮想通貨に関しては、長期保有を行った場合でも損失を出してしまう可能性があります。
事実、リップルを2017年もしくは2018年に購入した場合、4年間ほったらかしにしても利益が出せない可能性がありました。
ビットコインの長期保有は、他の仮想通貨に比べ利益が出ない可能性がありますが、損失を出す可能性は低いのです。
大きな含み損を抱える可能性がある
ビットコインのほったらかしは、一時的に大きな含み損を抱える可能性があります。
実際、これまでに2ヶ月程度で40%以上も下落したケースが存在します。
Bitcoin price today, BTC to JPY live, marketcap and chart | CoinMarketCap
短期的なトレードであれば、1日で40%も下落することは基本的にあり得えないため、長期保有ならではのデメリットと言えます。
ただし、ビットコインは一時的に大きく下落した場合でも値段が戻る傾向にあるため、狼狽売りは悪手です。
前述したように、ビットコインは4年程度放置することで稼げる可能性が高いですが、保有中に一時的に値段が大きく下がることもあるのです。
【やり方】ビットコインを放置して儲けるコツ
ビットコインの長期保有で儲けるコツは次のとおりです。
- バブルの翌年と翌々年に購入する
- 4年周期でおとずれるバブルで売却する
- 損切りせずに保有し続ける
それぞれ詳しく解説します。
購入タイミングはバブルの翌年と翌々年がおすすめ
これまでの価格推移では、ビットコインはバブルの翌年と翌々年に値段が低くなる傾向があるため安く買うチャンスです。
ただし、最低価格を付けるタイミングをピンポイントで予測するのは難しいため、一括ではなく積立による購入をおすすめします。
積立は、毎月決まった日に一定額分のビットコインを購入し続ける投資手法です。買うタイミングを分散させることで、初心者でも安く買える可能性を高められます。
前回のバブルは2021年に発生したため、2022年と2023年がビットコインの買い時であった可能性が高いです。
これまでの価格推移では、2024年は上昇トレンドが発生すると考えられるため、今から始める方は一括購入した方が安く買えるでしょう。
なお、2024年の購入タイミングなどビットコインの今後の買い時について詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインはいつ買うべき?これまでの価格推移から徹底考察!
売り時は4年周期でおとずれるバブルが1番
前述したように、ビットコインバブルは4年周期で発生し、これまでの最高価格を更新することから高値で売るチャンスです。
前回のバブルは2021年に発生したため、今からビットコインを始める方は2025年のバブルが1つの狙い目です。
あるいは、2026年と2027年にビットコインを積立で購入し、2029年のバブルで稼ぐのを目標にしても良いでしょう。
なお、AIによる2025年と2029年のビットコインの予想価格は、次のとおりです。
2025年 | 2029年 |
---|---|
1500万円 | 6700万円 |
※2024年1月6日時点の予想価格です。
バブルは数ヶ月だけ発生し、その後は価格が急落する傾向があるため、バブルに乗り遅れずに売り抜けることが大切です。
バブル発生を確認する方法について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインを売るタイミングはいつ?絶好の売り時は2025年!
損切りせずに保有し続けることが大切
ビットコインの長期保有では、損切りするべきではありません。
なぜなら、前述したように4年程度ほったらかすことで、これまで100%の確率で稼げたためです。
ビットコインは4年周期で供給量が減少するため、他の仮想通貨よりもバブルが発生する可能性が高いです。
Yahoo知恵袋を見ていると、バブルの前に損切りしてしまって稼げなかったというケースがよくあります。
ビットコインの長期保有を行う際は、バブルまで売らないという強い意思をもって保有することが大切です。
なお、ビットコインの売買は、手数料無料で取引できるコインチェックがおすすめです。
コインチェックの評判や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
ビットコインをガチホする際の3つの注意点
ビットコインのガチホを行う際の注意点は、次のとおりです。
- 安全性の高い取引所を使うこと
- ビットコインの少額投資は儲からない
- 販売所で購入しないこと
1つずつ詳しく解説します。
金融庁の認可を受けた安全性の高い取引所を使うこと
金融庁の認可を受けた取引所を利用することで、詐欺やハッキングにあうリスクを抑えられます。
仮想通貨の詐欺は、金融庁の認可を受けていない取引所が使われるため、有名な取引所を利用すれば基本的に問題ありません。
また、ビットコインの長期保有は4年程度の長い期間行うため、ハッキングで盗まれるリスクを抑えることも大切です。
金融庁の認可を受けた取引所は、ビットコインをオフラインで管理する義務があるため、ハッキング被害にあうことはないでしょう。
なお、ビットコインの取引は「コインチェック」が1番おすすめです。
コインチェックの評判や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
ビットコインの少額投資は儲からない
ビットコインの少額投資は稼げないため、おすすめできません。
2024年3月時点で約990万円の価値のあるビットコインが、数百倍になるとは考えにくいためです。
前述したように、2029年の予想価格は6700万円であるため、今から長期保有しても7倍程度にしかならない可能性があります。
200万円投資して1400万円になれば悪くないですが、2万円分購入して14万円になっても生活が豊かになることはないでしょう。
数千円から数万円しか投資できないという方は、ビットコイン投資は向いていません。
販売所で購入しないこと
ビットコインを含め、仮想通貨は販売所で購入しないことが大切です。
仮想通貨取引所には「販売所」と「取引所」の2種類のサービスがあり、販売所の手数料は高く設定されています。
例えば、コインチェックの取引でかかる手数料は次のとおりです。
販売所 | 取引所 |
---|---|
5.8% | 無料 |
少しでも利益を増やせるように、手数料の安い「取引所」でビットコインを買うべきです。
まとめ:初心者は長期保有から始めよう!
ビットコインのほったらかし投資について、ここまで網羅的に解説しました。
これまで4年程度の長期保有を行うことで、100%稼げたのは事実です。
また、ビットコインは4年周期で供給量が半減するため、今後も4年程度のほったらかしで稼げる可能性が高いです。
特に、バブルの翌年と翌々年に積立で購入し、次のバブルまで放置する方法が大きな利益を出せるでしょう。
今からビットコインの長期保有を始める方は、2025年あるいは2029年のバブルで稼ぐことを目標にすると良いです。
なお、ビットコインの取引は手数料無料で購入できるコインチェックがおすすめです。
180万人以上が利用しているコインチェックの評判や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。