「ビットコインの積立は一括投資よりも稼げる?」
「ビットコインを積み立てるメリットは?」
これからビットコインの長期保有を行う方の中には、「より安く買うためには積立がいいって本当?」と悩む方も多いです。
結論を言うと、ビットコイン初心者の方は積立を行った方が安く買える可能性が高いです。
本記事では、過去4年のデータからどちらの方が稼げたか検証するだけでなく、積立のメリット・デメリットについても解説します。
自分は2023年1月から始めたビットコインの長期保有で50%以上の含み益が出ています。
実際にビットコインの積立投資を行う方法も画面付きで解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、「ビットコインは長期保有が稼げるの?」という方は、以下の記事から読むのがおすすめです。
ビットコインとほったらかしの相性は抜群!放置で稼ぐ3つのコツ
ビットコインの積立と一括投資を比較
2020年2月から2024年2月までの間、積立と一括投資のどちらが安く買えたかシミュレーションを行った結果は上記のとおりです。
4年間の総投資額は245万円で0.98BTCを購入できたため、平均購入価格は250万円となります。
ビットコインの値段がこの平均購入価格を下回っている期間は、2020年2月~2020年12月、2022年12月、そして2023年1月の合計13ヶ月でした。
つまり、一括購入の方が安く買えた確率は「13÷49×100=27%」と計算できます。
ビットコインの過去4年間の価格推移では、一括購入よりも積立の方が安く購入できる確率が高い結果となったため、積立を行う意味はありました。
なお、自分は2023年の1年間で40%の含み益が出ました。
2023年に行った積立の結果について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
【2023年】ビットコインの運用実績を公開!40%の含み益を達成
ビットコインの積立投資を行う3つのメリット
ビットコインの積立を行うメリットは次のとおりです。
- 一括購入よりも安く買える可能性が高い
- 価格変動に惑わされずに購入できる
- 難しい知識を身につける必要がない
それぞれ詳しく解説します。
一括購入よりも安く買える可能性が高い
投資経験の少ない初心者の方は、一括購入するよりも積立の方が安く買える可能性が高いです。
もちろん、値段が安くなる時期を予測できるのであれば一括で購入した方が良いですが、投資初心者にとっては難しいでしょう。
また、前章で紹介したように過去4年間のビットコインの値動きでは、73%の確率で積立の方が一括購入よりも安く買える結果となりました。
過去のチャートを見れば買い時は簡単にわかりますが、最新のデータから現時点で安いかどうかを判断するのは簡単ではないです。
価格変動に惑わされずに購入できる
積立は価格変動に惑わされず、淡々とビットコインを購入できるため、初心者でも長期目線での運用が可能となります。
投資初心者は、価格が下落すると怖くなり短期間で売却してしまうという失敗が多いです。
ビットコインは値段の上下が激しいため、毎日値動きを見ていれば暴落を目するのは時間の問題です。
いつもと違う値動きにびっくりしてしまい、ツイッターなどでも悪い情報を目にしてしまうと、長期的な運用をするのは難しいでしょう。
積立はコツコツと購入を続けるだけで良いため、途中で安売りしてしまう失敗を防げ、結果として稼げるというわけです。
難しい知識を身につける必要がない
誰でも簡単にできるのは、ビットコインの積立のありがたいポイントです。
投資の成功確率を高められる次の分析を行うのは、初心者にとって簡単ではないです。
- 仮想通貨市場全体の傾向分析
- テクニカル分析
- モデルを使用した将来価格の推定
積立はコツコツとビットコインを買うだけで良いため、「投資の勉強をする暇がない、難しい知識を勉強するのは面倒」という方でも簡単に始められます。
なお、これから積立を始める方は、手数料無料でビットコインを取引できる「コインチェック」がおすすめです。
コインチェックの評判や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
【要注意】ビットコインの積立投資のデメリット
ビットコインの積立投資のデメリットは次のとおりです。
- 上昇相場のときは一括購入の方が安く買える
- 長期的に運用しなければ損失を抱えることもある
それぞれ詳しく解説します。
上昇トレンドのときは一括購入の方が安く買える
値段が上昇し続けているときは、積立よりも一括購入の方が安く買えます。
ビットコインは2020年3月から2021年4月に上昇トレンドが発生しましたが、この期間に関しては一括購入の方が安く買える確率が高い結果となりました。
平均購入価格を下回ったのは、2020年3月から2020年10月の8ヶ月間であり、「8÷14×100=57%」の確率で一括購入の方が安く買えました。
ビットコインは値動きが激しいため基本的に積立は有用ですが、上昇トレンドになると一括購入の方が安く買える可能性が出てきます。
長期的に運用しなければ損失を抱えることもある
ビットコインの積立は、長期的に運用しなければ損失を抱えることもあります。
実際、2021年3月から2021年7月まで積立を行った場合、利益が出ませんでした。
半年程度の積立では損失を抱えることもめずらしくないため、ビットコインの積立は1年以上の長期間行う方がおすすめです。
ビットコインの積立は毎月と毎日のどっちがいい?
ビットコインの積立は毎月行うのがおすすめです。
毎日ではなく毎月の積立をおすすめする理由は次のとおりです。
- 毎月でも毎日でもあまり差は出ない
- 自動積立は取引にかかる手数料が高い
それぞれ詳しく解説します。
毎月でも毎日でもあまり差は出ない
ビットコインを2年間積み立てた場合、毎日でも毎月でもリターンに大きな差は出なかったため、どちらでも良いことがわかります。
2021年11月から2023年10月まで、ビットコインを積み立てた結果は次のとおりです。
毎日でも毎月でもリターンに大きな差は出ないため、どちらかと言えば手間のかからない毎月の方がお得です。
自動積立は取引にかかる手数料が高い
毎日積立を行う場合は自動積立サービスの利用が必須ですが、ビットコインを購入するときに高額な手数料が発生するため、毎日の積立はおすすめできません。
もちろん、毎日購入し続けるのが面倒でない方は別ですが毎月でもリターンは変わらないため、あえて手間のかかる方を選ぶ必要はないでしょう。
仮想通貨取引所には「販売所」と「取引所」の2種類の取引場があり、「販売所」の手数料は高いという特徴があります。
自動積立サービス自体を利用する手数料は無料であるケースが多いですが、「販売所」での購入となるため手数料が高額になるのです。
積立を行う際は、毎月自身の手でビットコインを買うようにしましょう。
なお、ビットコインの取引は手数料無料で行えるコインチェックがおすすめです。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
コインチェックでビットコインの積立を行う方法
コインチェックを利用して、ビットコインを積み立てる方法を紹介します。
以下の手順を毎月行うだけで、誰でも手数料を抑えてビットコインの積立を実施できます。
はじめに、「ディスカバー」から「FAQ/問い合わせ」をタップします。
Coincheck
次の画面になるので、左上の三本線をタップし「Coincheck取引所」を選択します。
Coincheck
すると、ビットコインの取引画面が表示されるので、売り板の中でもっとも低い値段のものをタップします。
Coincheck
画面を下にスクロールすると、さきほどの値段が入力されている取引画面が出てくるので、「概算」に購入する金額を入力します。
ここでは、10万円のビットコインを購入します。
Coincheck
「概算」に10万円を入力すると、自動的に「注文量」が表示されます。あとは、「注文する」をタップするだけで購入できます。
基本的に取引はすぐに成立しますが、数分で大きな価格変動がある場合は、約定までに時間がかかることもあります。
ビットコインの積立を行うときの3つの注意点
ビットコインの積立を行うときの注意点は次のとおりです。
- ビットコインを積み立てる時期も大切
- 自動積立サービスを利用せず手動で積み立てる
- 価格が下落しても積立をやめない
それぞれ詳しく解説します。
ビットコインを積み立てる時期も大切
少しでも安くビットコインを買うためには、積立を行う時期も重要になります。
ビットコインの価格は、4年周期で次のサイクルを繰り返しています。
- ビットコインバブル
- 下落トレンド
- パッとしない相場
- 上昇トレンド
下落トレンドとパッとしない相場の2年間は、価格の水準が低くなる傾向があるため、この時期に積み立てるのがベストです。
前回のバブルは2021年に発生したため、2022年と2023年に安く購入できた可能性が高いです。
なお、ビットコインの積立を行う時期に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
ビットコインはいつ買うべき?これまでの価格推移から徹底考察!
自動積立サービスを利用せず手動で積み立てる
前述したように、自動積立サービスは購入時に高額な手数料がかかるため、手動で積み立てることが大切です。
実際、月5万円分のビットコインを4年間購入し続けた場合、手数料は圧倒的に自動積立サービスの方が高くなります。
自動積立サービス | 手動による積立 |
---|---|
12万円 | 無料 |
手数料で損をしないためにも、毎月の積立は必ず手動で行いましょう。
価格が下落しても積立をやめない
積立は長期運用することで大きなリターンを得られる仕組みとなっているため、やると決めたら下落しても途中でやめることなく続けるべきです。
ビットコインは半年程度で50%下落することもありますが、下落したときは安く買える絶好のチャンスであるため、不安になって積立をやめてしまうのは非常にもったいないです。
ビットコインの積立は、期間を定めやりきることが大切です。
ビットコインの積立を行うときによくあるQ&A
ビットコインの積立を始める際によくある質問は次のとおりです。
- ビットコインの積立に税金はかかる?
- いくらから積み立てればいい?
- 投資信託とビットコインの積立はどっちが儲かる?
- 今からビットコインの積立をしても間に合う?
1つずつ答えていきます。
ビットコインの積立に税金はかかる?
ビットコインを積み立てるだけでは税金は発生しません。
積立をやめてビットコインを売却したときに、利益に対して税金がかかります。
なお、仮想通貨の税金については、以下の記事で詳しく解説しています。
ビットコインの税金はいくら?年収400万円のサラリーマンの実例を紹介
いくらから積み立てればいい?
余裕のある方は、毎月5万円程度の積立がおすすめです。
当然ですが、投資額が大きいほどリターンも大きくなります。
ビットコインは少額で爆益を狙えるわけではないため、できるだけ投資額を増やすことが大切です。
投資信託とビットコインの積立はどっちが儲かる?
4年間のシミュレーション結果では、ビットコインを積み立てた方が儲かりました。
投資信託 | ビットコイン |
---|---|
30% | 240% |
もちろん、今後はどうなるかわかりませんが、4年程度で大きなリターンを得たい方は、ビットコインの積立の方が良いでしょう。
今からビットコインの積立をしても遅い?
今からビットコインの積立を始めても遅くはないです。
ビットコインは次の理由で需要が高まる可能性が高いため、まだまだ値段は上がると考えています。
- 現物ETFが承認された
- 2024年4月に半減期をむかえ供給量が減少した
なお、自分は2023年1月から始めたビットコインの積立で50%以上の含み益が出ています。
まとめ:ビットコインの購入は積立がおすすめ!
ここまで、ビットコインの積立投資について網羅的に解説しました。
積立は誰でも簡単にでき、一括購入よりも安く買える可能性が高いため、初心者におすすめです。
ただし、積立は長期間行うことで大きなリターンを望めるため、短期間でやめることがないように注意しましょう。
ビットコインは4年周期でバブルが発生する傾向があるため、積立におすすめの期間は4年程度です。
今から毎月5万円分のビットコインを積み立てることで、2025年のバブルや4年後には大きなリターンが出ている可能性があります。
なお、ビットコイン投資は手数料無料で取引できるコインチェックがおすすめです。
180万人以上のユーザーがいるコインチェックの評判や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事を続けてご覧ください。