「仮想通貨はガチホが最強って本当?」
「仮想通貨はほったらかしで稼げるの?」
仮想通貨をどのように運用するか迷っている方の中には、「ガチホがおすすめみたいだけど、他の運用方法より稼げる理由を知りたい」という方も多いです。
ガチホは売却することなく長期に保持し続けることを意味し、長期保有とも呼ばれます。
本記事では短期トレードに比べ、ガチホが稼げることを示す実際のデータを紹介します。
長期保有で稼ぐ具体的な方法も紹介するので、手順通りに行うだけで仮想通貨のガチホを行えるようになります。
2021年11月から仮想通貨の取引を始めた自分が、20万円以上のビットコインをガチホしている経験をもとに解説するので、ぜひ参考にして下さい。
自分が仮想通貨のガチホをおすすめする3つの理由
自分が仮想通貨のガチホを行っている理由は、次のとおりです。
- 短期トレードよりもこれまで稼げた
- 今後も長期的に価格が上昇すると考えられる
- 手間がかからない
それぞれ詳しく解説します。
短期トレードよりもこれまで稼げた
事実として、これまで仮想通貨の短期トレード(デイトレ)よりもガチホの方が稼げました。
次の表から分かるように、メジャーな仮想通貨を2016年から2021年にかけて運用した結果、圧倒的にガチホの方が稼げました。
購入時期 | 売却時期 | ビットコイン | イーサリアム |
---|---|---|---|
2016年 | 2020年 | 5倍~70倍 | 4.5倍~1230倍 |
2017年 | 2021年 | 2倍~76倍 | 1.1倍~441倍 |
2018年 | 2021年 | 1.5倍~18倍 | 0.63倍~53倍 |
期間 | ビットコイン | イーサリアム |
---|---|---|
2016年~2020年 | 1.42倍 | 0.57倍 |
2017年~2021年 | 1.27倍 | 0.94倍 |
2018年~2021年 | 1.03倍 | 1.1倍 |
なお、短期トレードは土日に1回ずつ売買を行った結果です。
自分は、これまでに稼げた投資手法の方が安心感があることから、仮想通貨のガチホを選びました。
今後も長期的に価格が上昇すると考えられる
仮想通貨市場は長期的に見ると成長し続けると考えられるため、今後もガチホで稼げる可能性は高いと言えます。
今後も仮想通貨の値段が上昇すると考えられる理由は次のとおりです。
- 4年のスパンでビットコインの価格は最高値を更新する
- アルトコインはビットコインのトレンドの影響を受ける
ビットコインには半減期が設けられており、約4年に1度のスパンで新たに発行される数量が減少します。
ビットコインの値段は需要と供給で決まるため、供給量が少なくなることから価格が上がるわけです。
ビットコインのこれまでの価格推移は次のとおりですが、2017年と2021年に最高価格を大きく更新していることが分かります。
Bitcoin price today, BTC to JPY live price, marketcap and chart | CoinMarketCap
また、次のチャートから分かるように、アルトコインはビットコインのトレンドを追う形で推移する傾向があります。
CoinMarketCap:イーサリアム
CoinMarketCap:リップル
ビットコインのシステム上、今後も仮想通貨市場は4年周期でバブルが発生すると予想できるため、自分は仮想通貨をガチホしています。
手間がかからない
仮想通貨のガチホは手間がかからないため、サラリーマンの方でも無理なく行えます。
ガチホの具体的なやり方は以下で紹介しますが、毎月10分もあれば誰でも実施可能です。
短期トレードでは、チャート画面を見続けることに時間を使ってしまいます。
平日の貴重な自由時間やせっかくの休日を、チャートを見るだけに消費するのはもったいないです。
また、短期トレードを始めると常に値段が気になってしまい、仕事に集中できなくなる可能性もあります。
仮想通貨投資で生きていく場合は別ですが、サラリーマンの方は手間のかからない投資手法を選択するべきでしょう。
なお、仮想通貨の取引はビットバンクがおすすめです。
ビットバンクは30種類以上の仮想通貨を安い手数料で取引できるため、とりあえず口座開設して損はない取引所です。
仮想通貨を長期保有する3つのメリット
仮想通貨のガチホは、初心者でも簡単にできる以外に次のメリットが存在します。
- セルフゴックスする可能性が低い
- 税金を簡単に計算できる
- 手数料を抑えられる
それぞれ詳しく解説します。
なお、ガチホ以外の運用方法とその欠点については以下の記事で詳しく解説しています。
仮想通貨にはどんな稼ぎ方がある?5種類の運用方法を徹底比較!
セルフゴックスする可能性が低い
ガチホは仮想通貨を購入し放置するだけで良いため、自身のミスにより仮想通貨を失ってしまう可能性が低いです。
特に、初心者の方は誤送金により仮想通貨を失ってしまうミスが多いです。
よくある例としては、海外の取引所に仮想通貨を送金する際に、アドレスを間違えてしまうケースです。
海外の取引所は日本円の入金ができないため、仮想通貨を送金することで入金を行う必要があります。
国内の取引所でガチホを行う場合、仮想通貨を送金することはないため、初心者の方でもセルフゴックスすることはないでしょう。
税金を簡単に計算できる
仮想通貨のガチホは、売買を繰り返さないため税金の計算が簡単です。
例えば、100万円分のビットコインを一括購入し、4年後に500万円で売却する場合、利益の400万円に税金が発生することは容易に分かります。
短期トレードを行う場合は、1日に1回ずつ売り買いを行うだけで、1年間で365回分の損益を計算する必要があります。
税理士に依頼したり計算ツールを利用することもできますが、当然費用はかかります。
誰でも簡単に税金を計算できるのは、ガチホのありがたいポイントです。
手数料を抑えられる
仮想通貨のガチホは売り買いを繰り返さないため、取引手数料を抑えられます。
例えば、取引手数料が「0.12%」である場合、ガチホでは合計で「0.12%×2=0.24%」の手数料しか発生しません。
短期トレードを行う場合は、1日に1回ずつ売り買いを行うだけで、「0.12%×2×365=約88%」の手数料がかかります。
仮想通貨のガチホは短期トレードより稼げるだけでなく、手数料も安くすむのは嬉しいポイントです。
仮想通貨をガチホする2つのデメリット
ガチホはメリットだけでなく、当然デメリットも存在します。
仮想通貨の長期保有のデメリットは、下記の2点です。
- 損切りが遅れる
- ハッキング被害にあう可能性が高まる
それぞれ詳しく解説します。
損切りが遅れる
ガチホでは、1ヶ月に数回程度しか価格を確認しないため、暴落に対応できず損失が大きくなる可能性があります。
一方、短期トレードでは1日の間に何度も価格を確認するため、暴落が発生した場合でもすぐに損切り可能です。
以前、LUNCという仮想通貨が大暴落し、1週間程度で価格が100万分の1以下になった事件が発生しました。
Terra Classic(LUNC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
短期トレードを行っている方はすぐに異変に気付き、損切りできたでしょう。
しかし、LUNCの長期保有を行っていた場合、すぐには対応できずに大きな損失を出してしまった可能性があります。
仮想通貨の長期保有は稼げる可能性が高いですが、大暴落には注意が必要です。
ハッキング被害にあう可能性が高まる
ガチホでは短期トレードに比べ、ハッキング被害にあう可能性が高まります。
金融庁の認可を受けた取引所は、国が定めたセキュリティ基準を満たす必要があるため、ハッキングにあう可能性は低いです。
しかし、ハッキング被害が絶対に出ないとは言い切れません。
長期保有では、仮想通貨として保有し続けるため、ハッキングが発生した際に盗まれる可能性があります。
なぜなら、仮想通貨は全世界のどこにでも簡単に送金できるためです。
一方で、短期トレードでは1日の間に購入から売却までを行うため、基本的に日本円で保有します。
日本円は世界中のどこにでも簡単に送金できるわけではないため、狙われにくいでしょう。
実際、仮想通貨のハッキング事件は国内でも発生していますが、日本円が盗まれた事件はありません。
仮想通貨の長期保有は、ハッキング被害にあう可能性があるため、余裕資金で行うべきです。
【初心者でも簡単】仮想通貨のガチホのやり方
仮想通貨の長期保有は、ほったらかしにするだけで良いため簡単に行えます。
しかし、どのタイミングで仮想通貨を購入し、ガチホをいつまで続ければ良いのか気になる方がいることでしょう。
結論を言うと、仮想通貨バブルまで積立投資を行うことで利益を最大化できると考えられます。
以下では、稼げるガチホのやり方について具体的に解説します。
購入は積立で行う
購入タイミングを判断することはプロでも難しいため、仮想通貨の購入は積立がおすすめです。
積立投資は、一定の期間ごとに決まった金額分の仮想通貨を購入し続ける投資手法です。
例えば、積立では毎月15日に1万円分のビットコインを買い付けます。
積立投資は難しい知識が一切必要ないため、初心者でも簡単に行えます。
また、以下の記事で紹介しているように、長期的に見ると平均購入価格を安くできます。
仮想通貨を積立したシミュレーションの結果を紹介!意味ないはウソ
ビットバンクで1万円分の積立を行う具体的な手順は以下のとおりです。
はじめに「取引所」を選択し、ビットコインをタップします。
bitbank
下記の画面が表示されるので、「注文」をタップします。
bitbank
「成行」を選択し、JPYの欄に10000円を入力することで、ビットコインの数量が自動的に記載されます。
あとは、「注文」をタップすることでビットコインを購入できます。
bitbank
上記の作業を一定期間ごとに行う必要がありますが、手間になることはないでしょう。
なお、ビットバンクで仮想通貨を始めたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
売却は仮想通貨バブルに行う
仮想通貨市場は4年周期でバブルが発生し、多くの銘柄がこれまでの最高価格を更新する傾向があるため、ガチホした仮想通貨を売却する絶好の機会となり得ます。
メジャーな仮想通貨のチャートから分かるように、前回のバブルは2021年に発生しました。
CoinMarketCap:ビットコイン
CoinMarketCap:イーサリアム
CoinMarketCap:リップル
CoinMarketCap:ライトコイン
仮想通貨市場は4年に1度バブルが発生するため、ガチホの期間は最長でも4年程度で十分です。
前回のバブルは2021年に発生したため、今から仮想通貨を始める方は2025年のバブルで稼ぐことを目標にすると良いでしょう。
仮想通貨のガチホにぴったりな銘柄
ガチホで稼げる可能性の高い仮想通貨は次の2つです。
- ビットコイン
- イーサリアム
それぞれ詳しく解説します。
ビットコインはガチホにもっともおすすめ
ビットコインは仮想通貨の生みの親で、2009年1月に稼働を開始しました。
現時点で時価総額がもっとも高く、一番人気のある仮想通貨です。
前述したように、ビットコインは約4年周期で供給量が減少する仕組みが導入されているため、長期的には値段が上がる可能性が高いです。
実際、次の表から分かるように、4年間ビットコインの長期保有を行うことで100%の確率で稼げています。
購入年度 | 売却年度 | 損益 |
---|---|---|
2014年 | 2018年 | 4倍~50倍 |
2015年 | 2019年 | 6.5倍~67倍 |
2016年 | 2020年 | 5倍~70倍 |
2017年 | 2021年 | 2倍~76倍 |
2018年 | 2022年 | 1.1倍~16倍 |
2023年11月17日時点で「1BTC=約540万円」の価値のあるビットコインが、数百倍になることはないでしょう。
しかし、ガチホで利益を出せる可能性がもっとも高い仮想通貨であるため、まずはビットコインの購入がおすすめです。
イーサリアムのガチホは2番目におすすめ
イーサリアムは、ビットコインに次いで時価総額が2番目に高い仮想通貨です。
ビットコインとは異なり、Defi・DAO・NFTなどさまざまな分野で利用されており、今後も需要が伸びると考えられます。
イーサリアムはビットコインのトレンドを追う形で推移しており、4年に1度のスパンで最高値を更新しています。
Ethereum price today, ETH to JPY live price, marketcap and chart | CoinMarketCap
4年間ガチホすれば100%稼げるわけではないですが、上昇率はビットコインよりも高いです。
購入年度 | 売却年度 | 損益 |
---|---|---|
2016年 | 2020年 | 6.3倍~660倍 |
2017年 | 2021年 | 1.1倍~441倍 |
2018年 | 2022年 | 0.93倍~44倍 |
イーサリアムとビットコインは仕組みが異なるため、分散投資することでハッキングのリスクを抑えつつ利益を狙えます。
なお、ビットコインとイーサリアムを含めたポートフォリオで資産を10倍にする方法について知りたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。
仮想通貨の次のバブルはいつ?2025年に10倍儲ける3つの戦略
仮想通貨をガチホする際の3つの注意点
仮想通貨のガチホでは、次の3点に気を付ける必要があります。
- マイナーな銘柄のガチホは少額にとどめる
- 基本的に損切は行わない
- 海外の取引所は利用しない
1つずつ詳しく解説します。
マイナーな銘柄のガチホは少額にとどめる
時価総額の低いマイナーな仮想通貨は価値がなくなる可能性があるため、ガチホには向いていません。
最悪失っても痛くない少額でのガチホは良いですが、大金を投入するのは危険です。
YouTubeやツイッターなどでは、マイナーな仮想通貨がおすすめされていることが多いため要注意です。
ある程度の金額を投入するのは、ビットコインもしくはイーサリアムにとどめるべきです。
基本的に損切は行わない
ガチホでは、暴落した場合でも基本的に保有し続けます。
前述したように、ガチホは長期的に価格が上昇している仮想通貨を選ぶため、暴落は一時的なもので将来的には価格が戻ると考えられるのです。
実際、ビットコインは2017年下旬から2018年上旬にかけて50%以上も暴落しましたが、長期的に見ると価格は戻っています。
CoinMarketCap
投資初心者の中には暴落に耐えられず、ガチホしていた仮想通貨を損切してしまう方も多いです。
ガチホすると決めたら、少なくとも次のバブルまでは保有し続ける握力が必要です。
海外の取引所は利用しない
海外の取引所は、日本人の利用ができなくなる可能性があるため、ガチホには向いていません。
自分はOKXという海外の取引所を利用していましたが、2023年6月から急に利用できなくなりました。
ガチホしていた仮想通貨を売却するしかなく、バブルの時期ではなかったため、まったく利益を出せませんでした。
海外の取引所は、日本の法律や政府の圧力により利用できなくなるケースがあるため、ガチホは国内の取引所を使いましょう。
なお、ビットバンクは30種類以上の仮想通貨を安い手数料で取引できるため、とりあえず口座開設して損はない取引所です。
ビットバンクの特徴や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
仮想通貨のガチホのQ&A
最後に、仮想通貨のガチホでよくある下記の質問に答えます。
- 仮想通貨のガチホを今から始めるのは遅い?
- 仮想通貨のガチホに税金は発生する?
- 長期保有の手数料はいくら?
1つずつ回答していきます。
仮想通貨のガチホを今から始めるのは遅い?
前述したように、仮想通貨市場は今後も成長し続けると考えられるため、今からガチホを始めても遅くありません。
実際、2023年1月から始めたビットコインのガチホでは、2023年11月17日時点で6万円(25%)以上の含み益が出ています。
bitFlyer
これから仮想通貨を始める方は、まずは2025年のバブルまでガチホしてみると良いでしょう。
仮想通貨のガチホに税金は発生する?
仮想通貨を保有しているだけでは税金はかかりません。
長期保有では、仮想通貨を売却する際にのみ税金が発生します。
例えば、2024年まで仮想通貨をガチホし2025年に売却した場合、2026年に税金の申告を行う必要があります。
税金の計算方法や申告方法などについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
仮想通貨の税金はいくら?年収400万円のサラリーマンの実例を紹介!
長期保有の手数料はいくら?
仮想通貨の長期保有にかかる手数料は、取引に発生する手数料のみです。
購入時と売却時にのみ手数料が発生し、持っているだけでは手数料は発生しません。
取引に発生する手数料は、仮想通貨取引所によって異なります。
なお、ビットバンクは30種類以上の仮想通貨を「0.12%」の安い手数料で取引できるため、とりあえず口座開設して損はない取引所です。
ビットバンクの特徴や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ:仮想通貨は「ほったらかし」が一番!
仮想通貨のガチホについて、ここまで網羅的に解説しました。
ガチホは仮想通貨初心者でも簡単にできるだけでなく、短期トレードに比べ稼げる可能性が高いです。
自分は、2023年1月から始めたビットコインのガチホで、手間をかけることなく25%以上の含み益を出しています。
ビットコインやイーサリアムのガチホを行うことで、バブルが発生すると考えられる2025年に大きな利益を狙えます。
なお、ビットバンクは30種類以上の仮想通貨を「0.12%」の安い手数料で取引できるため、とりあえず口座開設して損はない取引所です。
ビットバンクの特徴や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。