メルカリでビットコインを買う4つのデメリット【初心者は要注意】

「メルカリでビットコインを買うデメリットは?」

「メルカリビットコインは怪しい?」

メルカリユーザーの中には、「ビットコインに興味があるけど何かリスクがないか心配」という方も多いです。



ビットコインを購入できる取引所は国内に複数存在するため、メルカリで本当に良いのか気になる方もいるでしょう。

本記事では、国内の大手取引所と比較したメルカリの特徴について紹介します

ビットコイン投資で大きく稼ぎたいと考えている方は、別の取引所を利用した方が良いことがわかるようになります。



2021年11月からビットコインを取引している自分が、メルカリを含め5つの取引所を利用している知見をもとに解説するので、ぜひご覧ください。

目次

メルカリでビットコインを買う4つのデメリット

メルカリでビットコインを買う4つのデメリット

メルカリでビットコインを購入するデメリットは、次のとおりです。

  • 手数料が高い
  • ビットコイン以外取引できない
  • ビットコインを出金できない
  • 口座を解約する場合メルカリも利用できなくなる

それぞれ詳しく解説します。

手数料が約2%と高い

メルカリでビットコインを売買するときには、約2%の手数料が発生します。

0.1%程度の手数料や無料で購入できる取引所も少なくないため、メルカリの手数料は高いです。



例えば、メルカリで400円分のビットコインを購入すると手数料として9円が引かれ、391円相当のビットコインが入金されます。

メルカリビットコインの購入画面
mercari



一方で、手数料無料で買えるコインチェックでは、ぴったり400円分のビットコインを買えます。

国内でビットコインを売買できる取引所は19社ありますが、基本的にメルカリより手数料が安いです。

特に、手数料は元手が大きいほどかかるため、ビットコインで大きく稼ぎたい方はメルカリ以外の取引所を利用するべきです。



なお、メルカリビットコインでかかる手数料についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

メルカリビットコインの手数料は高い?国内18業者と徹底比較!

ビットコイン以外取引できない

ビットコイン以外取引できない点も、メルカリを利用するデメリットの1つです。

メルカリのヘビーユーザーで、ビットコインしか絶対に取引しないという方はメルカリでも良いでしょう。

しかし、メルカリのライトユーザーで生体認証や本人確認を行っていない方は、口座開設の際に他の取引所と同じぐらいの時間がかかります



同程度の手間がかかるのであれば、複数の銘柄を取り扱っている取引所を選んだ方が良いでしょう。

また、はじめはビットコインにしか興味がなくても、仮想通貨について詳しくなるにつれて他の銘柄に興味を持つ方も多いです。

自分もビットコインから始めましたが、現在はイーサリアムやリップルも購入しています。

ビットコインを出金できない

メルカリではビットコインを出金できないため、仮にサービスが終了となったときに他の取引所に送金できず、日本円に換金する必要があります。

値段が上がってない状態で保有しているビットコインを換金することになれば、当然損失が出ます

例えば、「1BTC=100万円」のときに買ったビットコインを「1BTC=50万円」のときに売ることになれば、50%の損失です。



自分は、OKXという海外の取引所が使えなくなる前にビットコインを出金し、損失を出さずに済んだ経験があります。

ただし、以下の記事で紹介していますが、出金できないことは詐欺に引っかからないというメリットもあります。

メルカリビットコインの口コミは?やってみた感想と評判を紹介!

口座を解約する場合メルカリも利用できなくなる

ビットコインの口座を解約すると、メルカリ自体が利用できなくなるのもデメリットと言えます。

口座解約はアカウントの退会手続きを行う必要があると、以下の公式ホームページで明記されています。

暗号資産取引の説明書 – メルコイン (mercoin.com)



これからビットコインを始める方の中には、自分にはあっていないことがわかり取引を辞める方もいるでしょう。

そのような場合、口座を解約してきっぱり辞めたいけど、メルカリのアカウントが無くなるのは困るという事態になる可能性があります

メルカリのアカウントを使い続けたい方は、別の取引所を利用した方が良いです。

メルカリビットコインの悪い口コミ

メルカリビットコインのアンケート結果

メルカリビットコインについて不満があるかアンケート調査を行った結果、デメリットを感じている方は少ないことがわかりました。

前章で解説したように、メルカリには他の取引所にはないデメリットがあるため、この結果は意外でした。



しかし、回答者の約95%が10万円未満の少額しか購入していないことから、本気でビットコインで稼ぎたい方はメルカリを利用していないと考えられます。

つまり、お試しでビットコインを買ってみたいという方にとっては、メルカリは悪くないのでしょう。

メルカリでのビットコインの購入額



一方で、ある程度の金額を投入し本気で稼ぎたいと考えている方は、メルカリを利用していないと考えられます。

手数料の高いメルカリであえてビットコインを運用する理由はないです。



なお、ビットコインの売買は手数料無料で取引できるコインチェックが1番おすすめです。

180万人以上のユーザーがいるコインチェックについて詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

【本音レビュー】コインチェックの口コミと使ってみた感想を紹介!

安全性は?メルカリビットコインのセキュリティ対策

安全性は?メルカリビットコインのセキュリティ対策

メルカリビットコインはデメリットがある反面、安全性は高いです。

メルカリでは、次のセキュリティ対策を実施しています。

  • コールドウォレットを採用
  • 会社と顧客の資産を分散管理

1つずつ詳しく解説します。

コールドウォレットを採用している

メルカリで購入したビットコインは、インターネットには繋がっていない環境で管理されているためハッキングの心配がありません。

すべての仮想通貨をコールドウォレットでは管理していない取引所もあるため、メルカリは安全性が高いと言えます。

内部犯による盗難の可能性は残りますが、公式ホームページには対策の記載がありませんでした。



ただし、仮にビットコインが盗まれたとしてもメルカリにより払い戻されるという記載があるため、心配しすぎる必要はないでしょう。

なお、上記の内容は以下の記事を参考にしています。
暗号資産取引の説明書 – メルコイン (mercoin.com)

会社と顧客の資産を分散管理している

メルカリでは、会社と顧客の資産を分散管理しているため、仮に会社が倒産した場合でもビットコインは返還される可能性が高いです。

ただし、メルカリではビットコインを送金できないため、現金化して返却すると考えられます。

ビットコインの値段が低い時に換金されてしまえば、当然損失を出すことになります



なお、仮想通貨を送金できる取引所では、倒産した場合には別の取引所に出金できるケースが多いです。

実際、2022年に倒産したFTX JAPANでは、リキッドという取引所に仮想通貨を送金することができました。

メルカリが倒産することはないと思いますが、値段が低い時に換金されるリスクを少しでも抑えたい方は、ビットコインを出金できる取引所を利用するべきです。

メルカリビットコインがあってない人の特徴

メルカリでビットコインを購入しない方が良い人の特徴は、次のとおりです。

  • ビットコインで大きく稼ぎたい人
  • ビットコインの長期保有を行う人
  • ビットコイン以外の銘柄を購入する可能性がある人

それぞれ詳しく解説します。

ビットコインで大きく稼ぎたい人

ビットコインで大きく稼ぎたい人はある程度の元手が必要になるため、取引時の手数料が高くなる傾向があります

そのため、あえて手数料の高いメルカリを利用するメリットはないです。

ビットコインは2024年3月14日時点で約1100万円の値段がついているため、せいぜい数十倍程度にしかならないでしょう。



ビットコインは価格が上がる可能性の高い仮想通貨ですが、大きく稼ぐためには100万円以上の元手が必要です。

仮に100万円分のビットコインを購入し、値段が10倍になったときに売るとメルカリでは約22万円の手数料がかかります

コインチェックでは手数料ゼロ円で取引できるため、わざわざ22万円を捨てる必要はないでしょう。

ビットコインの長期保有を行う人

ビットコインの長期保有を行う方はメルカリを利用するべきではないです。

なぜなら、仮にサービスが停止した際に他の取引所にビットコインを逃がせないためです。

サービスが使えなくなるとビットコインを換金する必要があり、値段が上がる前に売ることになるでしょう。



もちろん、換金した日本円ですぐにビットコインを買いなおせば問題ないですが、別の取引所の口座開設に時間がかかりその間に価格が急上昇するかもしれません。

そうなれば、長期保有していた効果が薄れてしまい、思うようなリターンが望めない可能性があります



ビットコインの長期保有はこれまで100%稼げたため、初心者に1番おすすめできる投資手法です。

長期保有に挑戦したい方は、メルカリ以外の取引所を利用した方が安心感があります。

ビットコイン以外の銘柄を買う可能性がある人

ビットコイン以外の銘柄も購入するかもしれない人は、メルカリ以外の取引所を利用するべきです。

もちろん、メルカリでビットコインを運用し他の取引所で別の銘柄を購入しても良いですが、口座開設の手間が増えてしまいます

また、他の取引所の方が手数料は安いため、メルカリ以外の取引所を使うのであれば、ビットコインもその取引所で買った方が良いです。



今はビットコインにしか興味がない方でも、イーサリアムやリップルなどを買いたくなるケースが多いため、100%ビットコイン以外買わないという人以外は他の取引所を利用するべきです。



なお、さまざまな銘柄を買う可能性のある方はビットバンクが1番おすすめです。

ビットバンクでは、30種類以上の仮想通貨を0.12%の安い手数料で取引できます。

【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!

まとめ:メルカリビットコインはおすすめできない!

まとめ:メルカリビットコインはおすすめできない!

ここまで、メルカリビットコインのデメリットや悪い口コミについて紹介しました。

メルカリは安全性が高い取引所ですが、ビットコイン投資に本気で取り組む方が利用するような取引所ではないです。



特に、手数料が2%と高額で出金もできないという点は、メルカリならではのデメリットです。

ビットコインを取引するなら、コインチェックもしくはビットバンクを利用すると良いでしょう



なお、ビットコインは長期保有が稼げます。実際、2023年1月から始めた長期保有では、50%以上の利益が出ています。

ビットコインの長期保有が稼げる理由や具体的なやり方について知りたい方は、以下の記事をつづけてご覧ください。

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