「ビットコイン投資の失敗例を知りたい」
「投資初心者でも始めても大丈夫?」
ビットコイン投資に興味がある方の中には、「失敗しないか心配、初心者によくある失敗談を知っておきたい」という方も多いです。
ビットコインで借金を負ったという方は少ないですが、失敗しやすい方法で取引している人は多い印象です。
本記事では、自分が経験した失敗談と初心者によくある失敗事例について紹介します。
ビットコイン投資で失敗しない3つのコツについても解説するので、初心者でも稼げる可能性を高められます。
2021年11月からビットコインを取引している自分が、自身の経験を元に解説するのでぜひ参考にしてください。
自分が経験したビットコイン投資の3つの失敗談
自分が経験したビットコインの失敗事例は次のとおりです。
- 話題になった時に始める
- 手数料が高い方法で取引してしまう
- 海外の取引所が使えなくなる
1つずつ詳しく解説します。
ビットコインが話題になった時に始めてしまう
自分は、ビットコインが話題になっていた2021年11月から取引を始めてしまいました。
ビットコインバブルが発生し、すでに値段がピークに達していたため1円も稼げませんでした。
当時は仮想通貨市場全体に勢いがあり、ネットやニュースで次のような話題が取り上げられていました。
自分は2020年頃からビットコインに興味を持っており、上記のようなニュースを見て安易に取引を始めてしまったのです。
話題になっているときは、高値掴みをしてしまい損をする可能性が高いため要注意です。
手数料が高い方法で取引してしまう
自分は、高額な手数料が発生する方法でビットコインを取引してしまった経験があります。
仮想通貨取引所には、「販売所」と「取引所」があり、「販売所」では高額な手数料が発生します。
当時、コインチェックのアプリでビットコインを購入していた自分は、知らずのうちに手数料の高い「販売所」を利用していました。
コインチェックの「販売所」と「取引所」では、ビットコインの手数料に大きな差があります。
販売所 | 取引所 |
---|---|
5.8% | 無料 |
ビットコインで稼ぐためには手数料を抑えることも重要であるため、必ず「取引所」を利用しましょう。
利用していた海外の取引所が使えなくなる
自分はOKXという海外の取引所をよく使っていましたが、日本在住者の利用が急にできなくなりました。
2023年6月に、トラベルルールという仮想通貨の法律が適用されてからすぐのことでした。
自分は異変に気付いたため、日本の取引所にビットコインを送金できましたが、いまだに出金できていない方も多いです。
OKXは日本の法令を順守するために、日本在住者の利用を禁止したようです。
国の仮想通貨規則が変わると、海外の取引所が事前の告知なしで急に使えなくなり、出金できない事態が発生する可能性があることを学びました。
ビットコインは国内でも取引できるため、あえて海外の取引所を利用する必要はないです。
なお、自分がさまざまな失敗をしつつも、投資信託ではなくビットコイン投資を選んだ理由について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ビットコインと投資信託ではどっちが長中期的な資産形成に有利?
ビットコイン初心者によくある5つの失敗事例
自分は経験ありませんが、次の5つの失敗も初心者にはよくあるため要注意です。
- ビットコインの送金に失敗する
- SNSの情報に流されてしまう
- 詐欺にひっかかる
- 確定申告を行わない
- 高いレバレッジ取引で資産を溶かす
それぞれ詳しく解説します。
ビットコインの送金に失敗する
ビットコインの送金に失敗してしまい、資産を失ってしまったという話はよく耳にします。
送金情報に誤りがある状態で送ってしまうと、送金したビットコインは取り戻せません。
日本円の入金ができない海外の取引所を利用するときによくある失敗です。
仮想通貨の送金方法はやや複雑であるため、慣れていないと失敗しても不思議ではないです。
ビットコイン投資では海外の取引所を使う必要はないため、そもそも送金しないことが大切になります。
SNSの情報に流されてしまう
SNSやYouTubeの情報に流され、ビットコインを価値のない仮想通貨に変えてしまう失敗も多いです。
「○○コインは100倍になる」という情報はよく目にしますが、実際に稼げたという話は聞いたことがないです。
ビットコイン投資は稼げる可能性が高いですが、まとまった利益が出るまでには数年かかります。
その間に、他の銘柄に目移りしてしまい、ビットコインを売って価値のない仮想通貨を買わないように、SNSやYouTubeは極力見ない方が良いでしょう。
なお、ビットコインで稼ぎたい方は、まずは本で確実性の高い基礎知識を身に着けることが大切です。
初心者でもスラスラ読めるおすすめの本については、以下の記事で紹介しています。
詐欺にひっかかる
ビットコイン投資は詐欺にひっかかり、投資資金をすべて盗まれることもあります。
最近はマッチングアプリを利用した勧誘が多く、次の手口でビットコインが盗まれるようです。
- 「絶対に儲かる」とビットコイン投資を持ちかけられる
- 海外の取引所を紹介される
- 国内の取引所からビットコインを送金するように言われる
- 海外の取引所から出金できない
「絶対に儲かる」という言葉に騙されなければ詐欺にあうことはまずないため、心配しすぎる必要はないです。
上記の手口からわかるように自身の手でビットコインを送金しない限り、詐欺で盗まれることはないです。
確定申告を行わない
ビットコイン投資では、利益に対して税金(所得税+住民税)が発生します。
20万円を超える利益が出た場合には、翌年の2月16日から3月15日の間に確定申告を行う必要があります。
「どの程度利益が出たのかわからない」「そもそも税金の仕組みがわからない」という理由で、確定申告を行わない失敗があります。
株式投資に比べ、ビットコインで発生する税金は複雑であるため、最低限の知識を身に着けたうえで取引を始めるべきです。
なお、仮想通貨の税金の仕組みや自動で税金を計算する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
ビットコインの税金はいくら?年収400万円のサラリーマンの実例を紹介
高いレバレッジ取引で資産を溶かす
高いレバレッジをかけた取引では、一瞬で資産を溶かしてしまう可能性があります。
海外の取引所を利用して、数十倍のレバレッジで一気に稼ぎたいという方によくある失敗です。
例えば、40倍のレバレッジをかけた場合、2.5%下がっただけで投資資金が没収されてしまいます。
比較項目 | 投資資金 | 購入価格 | 購入数量 | 価格が2.5%下落した場合の損失 |
---|---|---|---|---|
現物取引(通常の取引) | 50万円 | 1BTC=100万円 | 0.5BTC | 12500円 |
レバレッジ取引(40倍) | 50万円 | 1BTC=100万円 | 20BTC | 50万円 |
ビットコインの1日のボラティリティは3.0%程度であるため、上記のケースは容易に起こり得ます。
一瞬で投資資金を失わないためにも、初心者の方はレバレッジ取引に手を出すべきではないです。
なお、「失敗事例はわかったけど、ビットコインがオワコンと言われることがあるのはなぜ?」という方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインはオワコンって本当?終わりと言われる5つの理由を紹介
ビットコイン投資で失敗しないためのコツ
ビットコイン投資で失敗しないためのコツは次のとおりです。
- ビットコインが話題になってないときに始める
- 金融庁の認可を受けた取引所を利用する
- ビットコインの長期保有を行う
それぞれ詳しく解説します。
ビットコインが話題になってないときに始める
ビットコインの良い話題がニュースになっておらず、周りの人も注目していないときに始めることで、高値掴みをするリスクを回避できます。
ビットコインは次のサイクルを4年周期で繰り返す傾向があり、バブルの翌年と翌々年に値段が下がります。
- ビットコインバブル
- 下落トレンド
- 平均的に低い価格
- 上昇トレンド
バブルの翌年と翌々年に関しては、「ビットコインは終わった」「ビットコインはやめとけ」といったネガティブな情報が出回るため、安く購入できる絶好の機会です。
前回のバブルは2021年に発生したため、2022年と2023年に安く買えた可能性が高いです。
なお、「イーサリアムであれば、ビットコインよりも簡単に稼げるのでは?」という方は、以下の記事をご覧ください。
ビットコインとイーサリアムを買うならどっち?投資歴2年の自分が解説
金融庁の認可を受けた取引所を利用する
金融庁の認可を受けた取引所を利用することで、次の失敗を防げます。
- ビットコインの送金に失敗する
- 高いレバレッジ取引で資産を失う
- 詐欺にひっかかる
国内の取引所を使っている限りは、ビットコインを送金するケースはほとんどなく、レバレッジも最大で2倍までしかかけれません。
また、ビットコインの詐欺は金融庁の認可を受けていない取引所が利用されるため、自ら送金しなければ盗まれることはないです。
なお、ビットコイン投資は、手数料無料で取引できるコインチェックの「取引所」が1番おすすめです。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
長期保有を行い4年周期のバブルで売却する
ビットコイン投資は長期保有を行い、4年周期で来るバブルで売却するのがおすすめの稼ぎ方です。
毎月積立でビットコインを購入し続け、(2021+4n)年に発生するバブルで売り抜けるのが1番稼げます。
長期保有を行うことで、次の失敗をする可能性を抑えられます。
- 確定申告を行わない
- SNSの情報に流される
税金はビットコインを売却するまで発生しないため、バブルの翌年以外は確定申告を行う必要がないです。
また、毎月決まった金額分のビットコインを買い続けるだけで良いため、SNSなどを利用して情報収集する必要はありません。
なお、長期保有のメリットやバブルが発生する理由について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインとほったらかしの相性は抜群!放置で稼ぐ3つのコツ
まとめ:ビットコインバブルまでの長期保有がおすすめ!
ここまで、自分の失敗談とビットコイン投資で失敗しない方法について紹介しました。
合計8種類の失敗事例を紹介しましたが、特に話題になったときに始めないように気を付けることが大切です。
自分も含め、ポジティブなニュースが取り上げられたときに始めてしまう方が非常に多いです。
ビットコインは4年周期でバブルが発生し、その翌年と翌々年は年間を通して値段が低い水準になるため、良いはじめ時となります。
次のバブルは2025年に発生する可能性が高いため、2026年と2027年に安く買えるチャンスが来るでしょう。
なお、ビットコイン投資は、手数料無料で取引できるコインチェックがおすすめです。
180万人以上のユーザーがいるコインチェックの口コミや口座開設方法について知りたい方は、以下の記事を続けてご覧ください。