「ビットコインを売るタイミングはいつ?」
「ビットコイン投資の利確タイミングを知りたい」
ビットコインに興味を持っている方の中には、どのタイミングで売れば効率よく稼げるか把握したうえで、取引を始めたいという方も多いです。
価格が高くなる時期を知っておくことで、なんとなく売る場合に比べ、圧倒的に利益を出せるようになります。
本記事ではビットコインのこれまでの価格推移から、値段が高くなる時期を予測します。
結論を言うと、直近では2025年に値段が高騰すると考えられます。
2023年にビットコインを購入した方は2025年までほったらかしにするだけで、3倍程度の利益を出せることでしょう。
2021年11月からビットコインを購入している自分が、これまでの価格変動を独自に分析した結果を紹介するのでぜひ参考にしてください。
ビットコインを売るタイミング
過去10年の価格推移から、ビットコインの売却タイミングは次の条件を満たす時と考えられます。
- 2021+4n年(n=1,2,3・・・)
- RSIが85を超える
以下では、上記の条件を満たす際にビットコインの値段が高くなる理由を解説します。
売り時は4年に1度くる
ビットコインは4年に1度バブルが発生し、最高価格を大きく更新する傾向があります。
実際、過去10年の価格推移から上記の傾向があることがわかります。
時期 | 最安値 | 最高値 | 平均価格 |
---|---|---|---|
2013年 | 1200円 | 98000円 ※2015年までの最高価格 | 20000円 |
2014年 | 35000円 | 98000円 | 55000円 |
2015年 | 21000円 | 57000円 | 33000円 |
2016年 | 43000円 | 113000円 | 62000円 |
2017年 | 10万円 | 220万円 ※2019年までの最高価格 | 45万円 |
2018年 | 37万円 | 200万円 | 83万円 |
2019年 | 38万円 | 140万円 | 80万円 |
2020年 | 53万円 | 300万円 | 118万円 |
2021年 | 300万円 | 740万円 ※2023年までの最高価格 | 520万円 |
2022年 | 220万円 | 580万円 | 360万円 |
2023年 | 220万円 | 640万円 | 395万円 |
なお、ビットコインの価格変動をさらに詳しく分析した結果については、以下の記事で解説しています。
ビットコインのチャートを10年分紹介!価格推移から傾向を分析
前回のビットコインバブルは2021年に発生したため、今後のバブルは(2021+4n)年に来ると考えられます。
今からビットコインを始める方は、まずは2025年のバブルで稼ぐことを目標にすると良いでしょう。
ビットコインバブルが発生する理由
ビットコインバブルには半減期が関連していると考えられます。実際、これまでのバブルはすべて半減期の翌年に発生しています。
半減期 | バブル |
---|---|
2012年11月 | 2013年 |
2016年7月 | 2017年 |
2020年5月 | 2021年 |
なお、ビットコインバブルと半減期の関係については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ビットコインは半減期でなぜ上がる?上昇する3つの理由を紹介!
簡単に言うと、半減期後にビットコインの価格が上がる理由は、次のとおりです。
- ビットコインの価格は需要と供給で決まる
- 半減期が来ると供給量が減少する
ビットコインは法定通貨ではないため、需要と供給で値段が決まります。
半減期が来ると新たに発行されるビットコインの数量が半分になり、市場に出回る供給量が減ることから価格が上昇するのです。
半減期は4年のスパンで必ず発生するため、今後も4年周期でビットコインバブルは発生すると考えられます。
なお、半減期をうまく利用したビットコインの運用方法について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインとほったらかしの相性は抜群!放置で稼ぐ3つのコツ
RSIが85を超えたときが売り時
(2021+4n)年の中で、RSIが85を超えたタイミングがもっともおすすめな売り時です。
なぜなら、これまでの傾向からRSIが85を超えると、ビットコインバブルが発生していると考えられるためです。
次のチャートからわかるように、ビットコインバブルは数ヶ月ではじけ価格が急落します。
そのため、バブルが発生していると判断できたタイミングでの売却が正解と言えるのです。
Bitcoin price today, BTC to JPY live price, marketcap and chart | CoinMarketCap
RSI(Relative Strength Index)は相対力指数(0〜100)と呼ばれ、買われすぎか売られすぎかを判断するための指標です。
RSI | 判断 |
---|---|
70〜80以上 | 買われすぎ |
20〜30以下 | 売られすぎ |
なお、ビットコインのRSIは以下のサイトで確認できます。
Bitcoin RSI Chart Monthly (Live) (buybitcoinworldwide.com)
下記のチャートからわかるように、RSIが85を超えたのは過去10年間でわずか2回で、2017年と2021年のバブルと重なります。
tradingview
ビットコインバブルは数ヶ月ではじける傾向があるため、RSIが85を超えたタイミングで売り抜けることが大切です。
なお、「2025年にRSIが85を超えたタイミングで売れば良いことはわかったけど、2024年はいつ買うべき?」という方は、以下の記事がおすすめです。
ビットコインはいつ買うべき?これまでの価格推移から徹底考察!
ビットコインの予想価格
2025年と2029年における「RSI=85」時点の予想価格は、次のとおりです。
バブルの年 | 「RSI=85」時点の予想価格 |
---|---|
2025年 | 1170万円 |
2029年 | 5000万円 |
2024年5月23日時点の価格「1BTC=1100万円」で購入すれば、2025年には1.06倍、2029年には4.5倍の利益を出せる可能性があります。
以下では、AIによるビットコインの予想価格とこれまでの価格推移の傾向から、「RSI=85」時点の価格を推定していきます。
なお、ビットコインには、半減期ごとの値段を予想するストックフローモデルと呼ばれる数値モデルが存在します。
ストックフローモデルを用いた将来の予想価格についても知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインは将来1億円になる?数値モデルから将来価格を予想
2025年と2029年の予想価格
価格予想に利用するデータは下記の2点です。
- AIによる平均価格予想
- 2017年および2021年の平均価格と「RSI=85」時点の価格
なお、2017年と2021年はビットコインバブルが発生した年です。
以下のサイトによれば、AIによる予想平均価格は次のとおりになります。
Bitcoin Price Prediction 2023, 2025, 2030 : How much will BTC be worth?
2025年 | 2029年 |
---|---|
約2000万円 | 8700万円 |
また、2017年および2021年の平均価格と「RSI=85」時点の値段の関係は、下記のとおりです。
項目 | 平均価格(A) | RSI=85の価格(B) | B/A |
---|---|---|---|
2017年 | 45万円 | 22万円 | 0.5 |
2021年 | 520万円 | 350万円 | 0.67 |
「RSI=85」時点の価格を平均価格で割ると、近い値が出ることがわかります。
そこで、ここでは「RSI=85」時点の価格を平均価格で割った値が、0.585({0.5+0.67}/2)になると仮定し、2025年および2029年の価格を算出します。
上記の仮定から、「RSI=85」時点の価格は次の表のとおりに計算可能です。
項目 | AIによる平均価格予想 | 「RSI=85」時点の価格 |
---|---|---|
2025年 | 2000万円 | 2000万円×0.585=1170万円 |
2029年 | 8700万円 | 8700万円×0.585=約5000万円 |
2023年に購入した場合の利益
2023年の平均価格「1BTC=395万円」で購入した場合、2025年あるいは2029年に得られる利益は次のとおりです。
2025年の「RSI=85」時点の価格 | 2029年の「RSI=85」時点の価格 |
---|---|
1170万円 | 5000万円 |
約3.0倍 | 約13倍 |
なお、ビットコインの運用は、売り買いを繰り返さないほったらかしがおすすめです。
なぜなら、以下の記事で紹介しているように、短期的なトレードよりもこれまで圧倒的に稼げたためです。
ビットコインとほったらかしの相性は抜群!放置で稼ぐ3つのコツ
今からビットコインを購入し、2025年あるいは2029年までほったらかしにすることで、稼げる可能性が高いと言えます。
【初心者は要注意】売却タイミングの失敗例
投資初心者の方は事前に決めた売却ルールに従わず、売るタイミングを逃してしまう失敗がよくあります。
例えば、以下のような失敗例が考えられます。
確かに、RSIが85を超えた段階では連日の価格上昇が想定されるため、売却するのはもったいないと考えるのも無理はありません。
しかし、「頭と尻尾はくれてやれ」といった格言があるように、最高値で売ることに執着してはいけないでしょう。
また、今からビットコインを購入しておけば、2025年にRSIが85を超えた段階でもある程度の利益が出ているはずです。
事実、2017年と2021年のバブルの前年にビットコインを購入していれば、RSIが85を超えた段階で売却しても3倍程度の利益を出せました。
項目 | 2017年 | 2021年 |
---|---|---|
前年の平均価格 | 62000円 | 117万円 |
RSIが85時点の価格 | 22万円 | 350万円 |
利益 | 約3.5倍 | 約3倍 |
事前に定めたルールに忠実に従うことで、売却タイミングを失わずに利益を出せる可能性を高められます。
なお、ビットコイン投資は手数料無料で行えるコインチェックがおすすめです。
180万人以上が利用しているコインチェックでビットコインを取引したい方は、次のボタンから口座開設できます。
ビットコインの売却は税金がかかる
ビットコインを売ると利益に対して税金が発生します。
仮想通貨の税率は「約10%〜55%」と一定ではなく、ビットコインの運用益と給与収入によって変わります。
例えば、年収400万円の方がビットコインで200万円の利益を出した場合、約30%の税金を支払う必要があります。
株式投資とFXは約20%の固定税率であるため、仮想通貨の税金は高いです。
ただし、仮想通貨も約20%の分離課税になる可能性があるため、ビットコインの長期保有を行い、税金が安くなってから売るもの良いでしょう。
なお、税金の申告方法と時期は次のとおりです。
運用益が20万円以下 | 運用益が20万円を超える |
---|---|
住民税の申告(役所) | 確定申告(税務署) |
2月16日~3月15日 | 2月16日~3月15日 |
例えば2025年にビットコインを売却し100万円の利益が出た場合、2026年2月16日から3月15日の間に確定申告を行う必要があります。
仮想通貨の税金については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
ビットコインの税金はいくら?年収400万円のサラリーマンの実例を紹介
まとめ:換金タイミングは2025年!
ビットコインをどこで売るかについて、ここまで網羅的に解説しました。
4年に1度バブルが発生する傾向があることから、(2021+4n)年に売却タイミングが来ると考えられます。
ただし、ビットコインバブルは数ヶ月ではじける傾向があるため、「RSI=85」時点で売り抜けることをおすすめします。
特に投資初心者の方は、事前に決めた売却ルールに従わずに、売るタイミングを逃してしまう失敗があるため要注意です。
なお、できるだけ高く売ることは大切ですが、取引にかかる手数料を抑えることも重要です。
コインチェックでは、ビットコインの取引を手数料無料で行えます。
180万人以上が利用しているコインチェックでビットコイン投資を始めたい方は、以下の記事を続けてご覧ください。