「ビットコインは本当に稼げるの?」
「長期保有している結果を知りたい」
ビットコイン投資を始めるか悩んでいる方の中には、本当に稼げるのか実際の運用実績を見て確認したいという方も多いでしょう。
本記事では、2023年1月から2024年6月までビットコインを運用した結果を、実際の売買履歴を出して紹介します。
結論を言うと、2024年6月30日時点で約54%の含み益が出ており、投資額80万円程度に対して評価額は約120万円となっています。
2021年11月からビットコイン投資を始めた自分が、売らずにガチホしている知見を元に解説するので、ぜひ参考にしてください。
ビットコインの運用実績【2023年1月~2024年6月】
2023年1月から2024年6月まで長期保有した結果、約54%の含み益となりました。
この期間にビットコインを売ることはなく、数回ほど買い増ししただけです。
以下では、実際の取引データと運用実績を紹介します。
2023年1月~2024年6月までの運用実績
2023年1月から2024年6月までビットコインを保有した結果、430939円の含み益となりました。
2024年6月30日時点での総購入金額は797843円で、評価額は1228782円(約54%のプラス)です。
bitFlyer
2023年10月ごろから値段が上昇しはじめ、2024年3月には1000万円に到達しました。
2023年1月の価格は200万円程度だったため、約1年で5倍も上昇したわけです。
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
自分は購入時期を分散させているため5倍の利益にはなりませんでしたが、それでも手間をかけることなく約54%の含み益が出ています。
2024年1月~6月までの取引データ
2024年2月に約56万円のビットコインを追加で購入しました。
bitFlyer
2024年は4月に半減期が予定されていたため、その1ヶ月前の3月にビットコインを買い増ししようと考えていました。
なぜなら、これまでの価格変動では半減期の1か月前に安く購入できる傾向があるためです。
なお、半減期前後の価格変動を分析した結果については、以下の記事で詳しく解説しています。
ビットコインは半減期でなぜ上がる?上昇する3つの理由を紹介!
しかし、2月に入って価格が急激に上昇し始めたため、複数回に分けて約56万円分のビットコインを購入しました。
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
2023年から2024年6月までの購入数量と投資額は次のとおりです。
項目 | 2023年 | 2024年6月まで | 合計 |
---|---|---|---|
保有数量 | 0.05497275BTC | 0.06890585 | 0.1238786 |
投資額 | 238834円 | 559009円 | 797843円 |
これまでの平均購入価格は約640万円であり、6月30日の価格は約1000万円であるため約54%の含み益が出ています。
なお、2023年の運用実績については以下の記事で紹介しています。
2024年のビットコインの価格はどうなる?
2024年にビットコインの価格は上昇する可能性が高いと考えられます。
2024年に入ってから、ビットコインの価格に影響を与える次の3つの出来事が発生しました。
- 現物ETFの承認
- 半減期の発生
- マウントゴックスの賠償開始
それぞれどのような影響を与えるのか紹介し、2024年は価格が上昇すると考えられる理由を解説します。
価格上昇につながる出来事【現物ETF・半減期】
2024年に発生した出来事で、ビットコインの価格上昇につながるのは次の2つです。
- 現物ETFの承認
- 半減期の発生
今年1月にビットコインの現物ETFが承認されたことにより、投資信託としてビットコインを買えるようになりました。
投資信託はビットコインのようにハッキングで盗まれる心配がありません。
そのため、これまで手を出せなかった大口投資家も安心して購入できるため、ビットコインの価格が上昇する可能性があります。
実際CoinPostによると、ETF承認から2日で1000億以上の資金が流入したようです。
また、4月20日には半減期が発生しビットコインの年間生産量が半分になりました。ビットコインの価格は需要と供給で決まるため、供給量が減れば値段は上昇します。
半減期はこれまでに3回発生していますが、いずれも半減期の翌年に価格が急上昇しています。
これまでの傾向通りであれば、2024年の年末あたりから2025年に大きな価格上昇が来る可能性が高いです。
価格下落につながる出来事【マウントゴックス賠償開始】
2024年7月にマウントゴックスがビットコインの返却を始めました。
マウントゴックスは2014年に経営破綻し、債権者のビットコインを弁済せずにいました。
経営破綻後も14万BTCほど保有していたため、返却が始まることで売り圧が一気に高まるのではないかと危惧されています。
2014年以前は最高でも10万円程度の価格だったため今は100倍程度です。そのため、返却された人はすぐに売りたくなるのもわかります。
確かに弁済の最中は売り圧が強まる可能性は高いですが、大暴落になるような影響はないと考えます。
なぜなら、マウントゴックスが保有しているビットコインの総数は14万BTC程度(全体の約0.7%)と多くはないためです。
最近は1日で40万BTCほど取引されているため、14万BTCが一気に売却されても3割程度取引量が増えるだけです。
また、CoinDesk JAPANによれば、少なくとも1年間保有されているビットコインの割合は約70%もあります。
長期保有者が短期的な下落でろうばい売りする可能性は低いと考えています。
以上から、マウントゴックスの賠償開始により一時的に下落することはありそうですが、大暴落になることはないでしょう。
ビットコイン投資で今から稼ぐコツ
今からビットコイン投資を始める方は、できるだけ早いタイミングで一括購入した方が安く買える可能性が高いです。
なぜなら、半減期の年は上昇トレンドになる傾向があるためです。
実際、これまでに発生した3回の半減期では上昇トレンドになっています。
2012年※CoinMarketCap
2016年※CoinMarketCap
2020年※CoinMarketCap
また、次のチャートからわかるように2024年に入ってから徐々に値段は上昇しています。
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
上昇トレンドになるときは、積立よりも一括購入した方が安く買えます。
マウントゴックスの賠償が本格的に始まり、価格が下がるタイミングで買っても良いですが、購入時期を見極めるのは簡単ではないでしょう。
また、ビットコインの返還が始まっても価格があまり下がらない可能性もあります。
例えば、返還のタイミングで現物ETFを大量に購入する大口投資家がいるかもしれません。
以上から、ビットコイン投資を始める方は2024年のできるだけ早い時期に購入した方が良いでしょう。
まとめ:2025年のバブルに期待し長期保有するのはあり!
ここまで、2023年1月から2024年6月までの運用実績について紹介しました。
ほったらかしにするだけで約54%の含み益が出ており、約80万円の投資額に対して評価額は約120万円となっています。
現物ETFが承認されたり半減期が発生したりと、価格上昇につながる要因があるため今からでも稼げると考えています。
特に半減期の翌年に価格が急上昇する傾向があるため、2025年に稼ぐことを目標に始めると良いでしょう。
なお、ビットコインは手数料無料で取引できるコインチェックがおすすめです。
コインチェックの評判や口座開設について知りたい方は、以下の記事をつづけてご覧ください。