「ビットコインの運用実績を知りたい」
「長期保有するだけで本当に稼げるの?」
ビットコイン投資に興味がある方の中には、稼げそうだけどまずは実際の運用実績を確認したいという方もいるでしょう。
本記事では、2023年1月から2025年1月までビットコインを運用した結果を紹介します。
結論を言うと2025年1月24日時点で2.5倍の含み益が出ており、80万円程度の投資額に対して評価額は約200万円となっています。
2021年11月からビットコイン投資を始めた自分が、売らずに長期保有している知見を元に解説するのでぜひ参考にしてください。
ビットコインの運用実績【2023年1月~2025年1月】

2023年1月から2025年1月まで長期保有した結果、元手が約2.5倍になりました。
この期間は1度もビットコインを売ることなく、何回かに分けて購入しただけです。
以下では2023年1月から2025年1月までの運用実績と、2024年の運用方法について紹介します。
2023年1月~2025年1月までの運用実績
2023年1月から2025年1月までビットコインを保有した結果、1213966円の含み益となりました。
2025年1月24日時点での総購入金額は797843円となっており、前回の報告から変わっていません。
bitFlyer
なお、半年前の運用実績について知りたい方は以下の記事をあわせてご覧ください。
.ビットコインの運用実績を紹介【2023年1月~2024年6月】
2023年1月に約200万円の値段を付けていたビットコインは、2025年1月には1600万円以上にまで上昇しました。
自分は購入タイミングを分散しているため元手の2.5倍に留まりましたが、2年で8倍の利益は悪くないでしょう。
自分が実施した2024年の運用方法
2024年は2月に約56万円のビットコインを買って以降、買い増しすることはありませんでした。
これまでの傾向では2024年は上昇トレンドの年だったため、早い時期に一括で購入した方が積立よりも安く買えると考えていました。
なお、ビットコインのこれまでの傾向について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットコインのチャートを10年分紹介!価格推移から傾向を分析
結果としては、2月に700万円台だったビットコインは以降その価格帯まで下がることはなく、12月には1600万円を越しました。
Bitcoin(BTC)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
そのため、2024年の購入時期としては悪くなかったと思います。
チャートからわかるように一時的に下落したタイミングもありましたが、2024年は概ね予想通り上昇トレンドの年になりました。
今から買い始めるのはおすすめしない

2025年からビットコインを買い始めるのはおすすめできません。
今から買わない方が良い理由は次のとおりです。
- 2025年は売り時で買い時ではない
- バブルの後は暴落する
それぞれ詳しく解説していきます。
2025年は売り時で買い時ではない
2025年はバブルの年になり価格が伸びる可能性が高いですが、そもそもすでに高い値段を付けている可能性があります。
そのため、今から始めても高値掴みとなってしまい、思ったような利益を出せない可能性があります。
実際、RSIという指標を見ても1月24日時点で78程度あり、すでに買われすぎている状態です。
RSIを見る限りでは価格がすでに高い可能性があるため、買うタイミングではないというわけです。
ビットコイン投資は安い時期に購入しバブルで売るのが基本になるため、2025年に購入するべきではないでしょう。
バブルの後は暴落する
また、今からビットコインを購入する場合、バブルでの売り時を逃してしまい損失を出してしまう可能性もあります。
バブルの後は一気に下落する傾向があるため、売るタイミングが重要になってきます。
実際、2017年のバブルの後は1ヶ月程度で55%、2021年のバブルの後は2ヶ月程度で45%ほど価格が下がりました。
バブルが来ると毎日のように価格が上昇するため、まだまだ上がると思いたくなる気持ちもわかります。
しかし、バブルの崩壊は一気に来るため経験の浅い初心者にとっては特に危険というわけです。
今から始めたいと考えている人は、むしろバブルが崩壊して価格が下がったタイミングで購入するのが良いでしょう。
これまでの傾向ではバブルの翌年と翌々年に値段が低い水準になっているため、2026年と2027年が狙い目です。
2025年のビットコインの価格はどうなる?

前述したように2025年のビットコインはバブルが発生し、価格が上昇する可能性があります。
ビットコインは4年周期でバブルが来る傾向があり、前回は2021年だったため2025年はバブルが発生してもおかしくないです。
以下ではこれまでの傾向から予想した最高価格と、AIによる価格予想について紹介します。
これまでの傾向では最大で2倍
これまでの傾向が続く場合、今の1600万円の価格から最大で2倍の3200万円まで上昇する可能性があります。
なぜなら、バブルの年の上昇率は前回のバブル時の上昇率を下回る傾向があるためです。
実際2013年は70倍、2017年は20倍、2021年は2倍と上昇率は下がってきています。
前回のバブルでの上昇率は2倍程度だったため、1月現在の価格からせいぜい2倍まで上昇すれば良い方でしょう。
もちろん、これまでの傾向通りにならない可能性もありますが、今の価格から数十倍になるようなことは考えにくいです。
AIによる予想価格は最大で3600万円
AIによる2025年の最高価格予想は次のとおりです。
Digital Coin Price | Price Prediction | coindataflow |
---|---|---|
230496ドル | 177136ドル | 200535ドル |
約3600万円 | 約2700万円 | 約3100万円 |
もっとも高い予想価格でも3600万円程度となっているため、今の1600万円の価格と比べても2.3倍になる程度です。
これまでの傾向とAIによる予想からわかるように、1600万円の価格から大きく上昇する可能性は低そうです。
ここまでの価格予想を見ても、前章で話したように2025年に購入するうまみは少ないと言えるでしょう。
まとめ:2025年は売り時で買い時ではない!

ここまで、2023年1月から2025年1月までの運用実績について紹介しました。
これまでに何度か購入し放置しているだけで、約80万円の元手が2.5倍の200万円になりました。
ただ、2025年はバブルの年ですでに価格が高騰している可能性があるため、今から購入し始めるのはおすすめできません。
高い値段で購入しバブルが崩壊した後に売ることになれば、大きな損失を出してしまうでしょう。
これからビットコイン投資を始める方は2026年と2027年に購入するのがおすすめです。
2025年のバブルが崩壊した後の安い価格で購入し、再びバブルが来るであろう2029年に売却するのが良いでしょう。