「ビットフライヤーとコインチェックはどっちがいい?」
「ビットフライヤーとコインチェックの違いは?」
ビットフライヤーとコインチェックは国内最大手の取引所ですが、「結局どっちを使ったらいいの?」と悩む方も多いです。
ほとんどの取引所でビットコインは取引できますが、手数料などが異なります。
本記事では、ビットフライヤーとコインチェックの特徴を下記の2つの観点から比較していきます。
- 手数料
- 取り扱い銘柄
2021年11月から仮想通貨投資を始めた自分が、2022年から両方の取引所を利用している知見をもとに解説するのでぜひご覧ください。
なお、ビットフライヤーとコインチェックよりも「ビットバンク」の方が断然おすすめです。
ビットバンクは、両取引所よりも取り扱い銘柄数が多く手数料も安いです。ビットバンクの特徴や評判について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
ビットフライヤーとコインチェックの比較表
ビットフライヤーとコインチェックの特徴は、次のとおりです。
比較項目 | ビットフライヤー | コインチェック |
---|---|---|
口座開設手数料 | 無料 | 無料 |
入金手数料 | 振込手数料 | 振込手数料 |
ビットコインの手数料 | 0.01%~0.15%(取引所) | 無料(取引所) |
出金手数料 | 3万円未満:220円 3万円以上:440円 | 407円 |
取り扱い銘柄数 | 37銘柄(取引所:7銘柄) | 30銘柄(取引所:15銘柄) |
最小注文数量 | 0.001BTC(約1万円) | 0.001BTC(約1万円) |
最大のメリット | Tポイントでビットコインを買える | 手数料無料でビットコインを取引できる |
最大のデメリット | ビットコインの取引にも手数料がかかる | 過去にハッキング事件が発生 |
以下では、ビットフライヤーとコインチェックの違いについて詳しく解説します。
なお、ビットバンクではビットコインを含め38種類の仮想通貨を「0.12%」の手数料で取引できます。
また、最小購入数量が「0.0001コイン」であるため、どの銘柄でも1000円もあれば購入できます。
ビットバンクはとりあえず口座開設して損はない取引所であるため、興味のある方は以下の記事をご覧ください。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
ビットフライヤーとコインチェックの2つの違い
ビットフライヤーとコインチェックは、次の2点が大きく異なります。
- 手数料
- 取扱銘柄
それぞれ詳しく解説します。
手数料はコインチェックの方が安い
次の表からわかるように、手数料はコインチェックの方が安いです。
比較項目 | ビットフライヤー | コインチェック |
---|---|---|
入金手数料 | 振込手数料 | 振込手数料 |
ビットコインの手数料 | 0.01%~0.15%(取引所) | 無料(取引所) |
出金手数料 | 3万円未満:220円、3万円以上:440円 (三井住友銀行) 3万円未満:550円、3万円以上:770円 (三井住友銀行以外への出金) | 407円 |
入金手数料は変わらず、出金は頻繁に行うことはないため、入出金手数料は気にする必要はありません。
また、コインチェックはビットコインを手数料無料で取引できるため、ビットフライヤーよりも手数料が安いです。
なお、上記の取引にかかる手数料は「取引所」を利用した場合にかかる手数料です。
仮想通貨取引所には、「販売所」と「取引所」の2種類の取引場が存在します。
販売所は手数料が高額で使い物にならないため、「取引所」のみの情報にしぼっています。
取扱銘柄は4銘柄以外異なる
ビットフライヤーとコインチェックの取扱銘柄は、次のとおりです。
ビットフライヤー | コインチェック |
---|---|
BTC、ETH、BCH、XRP、XLM、MONA、ELF | BTC、MONA、WBTC、FNCT、DAI、ETC、PLT、 BRIL、ETH、XRP、SHIB、XEM、ENJ、IOST、BC |
BTC、MONA、ETH、XRP以外の取扱銘柄は異なるため、取引する仮想通貨によってはどちらを利用するか決まります。
なお、上記の取扱銘柄は「取引所」で購入できる仮想通貨のみを記載しています。
前章で紹介したように、ビットフライヤーは37銘柄、コインチェックは30銘柄を取り扱っていますが、その多くが「販売所」での売買となるのです。
「販売所」は手数料が高額で使い物にならないため、実質的な取扱銘柄は「取引所」で購入可能な仮想通貨のみとなります。
取扱銘柄を確認するときは、「取引所」で売買できる銘柄を探すようにしましょう。
ビットフライヤーを利用するメリット・デメリット
ビットフライヤーを使うメリットとデメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
取引量が多いため取引が成立しやすい 電話によるカスタマーサポートを受けられる | ビットコインの取引にも手数料がかかる 取引手数料がやや高い |
それぞれ詳しく解説します。
なお、ビットフライヤーの評判については、以下の記事で紹介しています。
【本音レビュー】ビットフライヤーの特徴を利用歴2年の自分が解説!
ビットフライヤーを使う2つのメリット
ビットフライヤーのメリットは次のとおりです。
- 取引量が多いため取引が成立しやすい
- 電話によるカスタマーサポートを受けられる
ビットフライヤーは、ビットコインの取引量が国内トップクラスで多いため、いつでも好きなタイミングで売買できる安心感があります。
仮想通貨は価格変動が激しいため、いつでも取引できる環境を整えることが大切です。
また、ビットフライヤーは電話によるカスタマーサポートを提供しており、何か問題が発生したときに、すぐに問い合わせられるのはありがたいポイントです。
なお、ビットフライヤーの口座開設方法については、以下の記事で紹介しています。
ビットフライヤーの口座開設方法を5つの手順で紹介【画像付き】
ビットフライヤーの2つのデメリット
ビットフライヤーのデメリットは次の2点です。
- ビットコインの取引にも手数料がかかる
- 取引手数料がやや高い
ビットフライヤーは、ビットコインの取引にも「0.01%〜0.15%」の手数料がかかるため、ビットコインのみの取引を行う方には適していません。
国内の3つの取引所では、手数料無料でビットコインを取引できます。
また、ビットフライヤーをこれから使う方は「0.15%」の取引手数料がかかりますが、もっと安い取引所が5社も存在します。
ビットフライヤーの「取引所」の手数料が高すぎるわけではないですが、もっと良い取引所があるのは事実です。
なお、ビットフライヤーと国内19社の取引所の手数料を比較した結果について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。
ビットフライヤーの手数料は高すぎる?実際に計算した結果を紹介!
コインチェックのメリット・デメリット
コインチェックを使うメリットとデメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
ビットコインの手数料が完全無料 さまざまなサービスを利用できる | アプリの取引所がやや使いにくい 過去にハッキング事件があった |
それぞれ詳しく解説します。
なお、コインチェックの評判については以下の記事で紹介しています。
【本音レビュー】コインチェックの口コミと使ってみた感想を紹介!
コインチェックを利用する2つのメリット
コインチェックのメリットは次の2点です。
- ビットコインの手数料が完全無料
- さまざまなサービスを利用できる
コインチェックでは、ビットコインを含めた次の9銘柄を手数料無料で取引できます。
BTC、MONA、WBTC、DAI、ETH、XRP、SHIB、XEM、ENJ
仮想通貨初心者の中には、はじめのうちは少しの価格変動で売り買いを繰り返す方も多いため、手数料がかからないのは安心感があります。
また、コインチェックでは仮想通貨の取引だけでなく、次のサービスも利用できます。
- レンディング
- NFTマーケットプレイス
仮想通貨の取引に慣れてくると、他のサービスも利用してみたくなる方が多いです。
特に、NFTを売買できる仮想通貨取引所は少なく、ビットコインの取引の次にやってみたくなる可能性が高いです。
なお、コインチェックの口座開設方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
コインチェックの2つのデメリット
コインチェックのデメリットは次の2点です。
- アプリの取引所がやや使いにくい
- 過去にハッキング事件があった
コインチェックはアプリの使い方がややわかりにくく、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
「取引所」はアプリの奥に隠されたように存在しているため、誤って「販売所」を利用しないように気を付ける必要があります。
また、コインチェックは2018年1月に、580億円相当の仮想通貨がハッキングにより盗まれる事件を引き起こしました。
当時のコインチェックは、金融庁の認可を受けた仮想通貨交換業者ではなく、国の定めるセキュリティ基準を満たしていなかったことが原因です。
なお、ビットフライヤーではこれまでに重大な事件は発生していません。
ビットフライヤーでこれまでに発生したトラブルについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ビットフライヤーで起きた事件とは?2種類のトラブルを徹底解説!
ビットフライヤーとコインチェックはどっちがいい?
ここまで、ビットフライヤーとコインチェックの違いについて解説しました。
それぞれの取引所がおすすめな人の特徴は次のとおりです。
ビットフライヤー | コインチェック |
---|---|
・Tポイントでビットコインを買いたい ・Braveブラウザを使いたい | ・ビットコインのみを取引する ・NFTを買うかもしれない |
それぞれ詳しく解説します。
ビットフライヤーがおすすめな人の特徴
ビットフライヤーはTポイントでビットコインを買えるため、現金を使わずにお試し運用してみたいという方におすすめです。
また、Braveブラウザを使う方はビットフライヤーと連携することで、仮想通貨BATを貯めれます。
なお、上記の条件を満たさない方は、ビットフライヤーよりも適した取引所があります。
特に、ビットバンクではビットコインを含めた38銘柄を「0.12%」の安い手数料で取引できます。
口座開設しておいて損はない取引所なので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
コインチェックはビットコインの取引におすすめ
ビットコインのみを取引する方は、手数料無料で取引できるコインチェックの利用がおすすめです。
また、NFTを購入する可能性のある方もコインチェックが良いでしょう。
基本的にNFTを買うためには取引所とは別のサービスを使う必要があり、口座開設の手間が増えてしまいますが、コインチェックではその面倒がありません。
コインチェックの口座開設方法については、以下の記事で紹介しています。
【超初心者向け】コインチェックの口座開設方法を画面付きで解説!
まとめ:1番おすすめの取引所は「ビットバンク」
ビットフライヤーとコインチェックの違いについてここまで解説しました。
「Braveブラウザを使いたい」もしくは「Tポイントでビットコインを購入したい」という方にビットフライヤーはおすすめできます。
コインチェックは、ビットコインを手数料無料で取引できるため、とりあえず口座開設しておいて損はない取引所です。
なお、ビットバンクはビットフライヤーよりも手数料が安く、コインチェックよりも最小購入数量が少ないため、1番おすすめできる取引所です。
これから仮想通貨を始める方は、まずはビットバンクの利用がおすすめです。