「ビットフライヤーのレビューを知りたい」
「ビットフライヤーを使うメリット・デメリットは?」
ビットフライヤーでビットコインを取引してる人は多いですが、「本当におすすめなの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
仮想通貨はまだまだ日が浅いため、慎重になるのも無理はありません。
本記事では、自分がビットフライヤーを使っている感想と、ユーザーから集めた口コミを紹介します。
ビットフライヤーで取引を始めるべきか判断できるようになります。
2021年11月からビットコインを売買してる自分が、ビットフライヤーを含め4つの取引所を利用している知見をもとに解説するのでぜひ参考にしてください。
なお、ビットフライヤーとコインチェックのどちらが良いか悩んでいる方は、以下の記事もおすすめです。
【徹底比較】ビットフライヤーとコインチェックはどっちがいい?
自分がビットフライヤーをおすすめする理由
自分はサブの取引所としてビットフライヤーを使っています。
ハッキングや倒産の可能性がゼロではないため、複数の取引所で仮想通貨を分散的に管理することは大切です。
メインの取引所として利用しない理由は次章で詳しく解説しますが、簡単に言うとビットフライヤーより良い取引所があるためです。
なお、自分はビットバンクをメインの取引所として使っています。
ビットバンクをおすすめする理由や評判について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
ビットフライヤーをサブの取引所としておすすめする理由は、次のとおりです。
- BTCとETHの手数料が安い
- 大手の取引所であるため安心感がある
- 取引量が多いため取引が成立しやすい
それぞれ詳しく解説します。
BTCとETHの手数料が安い
これから仮想通貨投資を始める方の多くは、ビットコインあるいはイーサリアムを購入するでしょう。
ビットフライヤーでは、「0.15%」の安い手数料でビットコインとイーサリアムを取引できます。
100万円分の取引を行っても、1500円しか手数料が発生しません。
仮想通貨で儲けるためには、手数料をできるだけ抑えることも重要になってきます。
また、始めたての頃は少しの値動きが気になってしまい、短い期間に売買を繰り返してしまう方も多いため、手数料が安いのはありがたい点です。
大手の取引所であるため安心感がある
ビットフライヤーは国内最大手の仮想通貨取引所であるため、安心感を持って利用できます。
正確な数値は公開されていませんが、コインチェックの28%のシェア率よりは多いと考えられます。
実際、2024年3月に実施したアンケート調査では、2番目に利用されている取引所としてランクインしました。
大手ではない場合、別の取引所に買収される可能性があり、利用できなくなるかもしれません。
運用していた仮想通貨を、価格が高くないタイミングで日本円に換金することになれば当然稼げません。
特に、ビットコインの長期保有を考えている方にとっては、今後も利用し続けられる取引所を選ぶことが大切です。
取引量が多いため取引が成立しやすい
ビットフライヤーは仮想通貨の取引量が多いため、いつでも好きなタイミングで取引できます。
実際、次のサイトによると2023年のビットコインの取引量は、国内ではビットフライヤーが一番多いです。
月次取引高 – 国内ビットコイン市況 | Bitcoin日本語情報サイト (jpbitcoin.com)
自分は20万円以上の取引を行うこともありますが、いつも即座に取引できます。
流通量の少ない取引所を利用してしまうと、売りたいタイミングで売却できず、稼げるチャンスを逃してしまう可能性があるため要注意です。
なお、今すぐビットフライヤーを使い始めたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
ビットフライヤーの口座開設方法を5つの手順で紹介【画像付き】
ビットフライヤーを使う3つのデメリット
ビットフライヤーをメインの取引所として利用しない理由は、次のデメリットがあるためです。
- 30銘柄の手数料が高い
- ビットコインの取引にも手数料がかかる
- スマホアプリの使い勝手がやや悪い
1つずつ詳しく解説します。
30銘柄の手数料が高い
ビットフライヤーのデメリットの1つは、次の30銘柄(全37銘柄中)の取引にかかる手数料が高い点です。
ETC、LTC、BAT、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR、FLR、ZPG、SHIB、PLT、SAND、AXS、MANA、IMX、APE、CHZ、DAI、AVAX、GRT、RNDR、DOGE、LSK、MASK、ZPGAG、ZPGPT、POL
ビットフライヤーには「販売所」と「取引所」の2種類の取引場が存在し、販売所の手数料は高く、取引所の手数料は安いという特徴があります。
上記の30銘柄は販売所でしか取引できないため、手数料が高額になるのです。
なお、ビットバンクでは30種類以上の仮想通貨を「0.12%」の安い手数料で取引できます。
ビットコインやイーサリアムだけの取引を考えている方も、いずれは他の仮想通貨も購入したくなる可能性が高いため、メインの取引所としてはビットバンクが1番おすすめです。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
ビットコインの取引にも手数料がかかる
ビットフライヤーでは、ビットコインの取引にも「0.15%」の手数料がかかります。
ビットコインを無料で売買できる取引所もあるため、ビットコインだけの取引を考えている方はもっと良い取引所があると言えます。
なお、ビットコインの取引は手数料無料で購入できるコインチェックがおすすめです。
自分がコインチェックを使っている理由や評判について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【本音レビュー】コインチェックの口コミと使ってみた感想を紹介!
スマホアプリの使い勝手がやや悪い
スマホアプリの取引所(+bitFlyer Lightning)では、ビットコイン、イーサリアム、そしてエルフトークンしか取引できません。
bitFlyer Lightningで購入できる次の4銘柄に関しては、Lightning Webと呼ばれるブラウザ上で取引する必要があり、少し面倒に感じる方もいるでしょう。
- BCH
- XRP
- XLM
- MONA
仮想通貨は価格変動が大きいため、いつでも即座に取引できる体制を整えることが大切です。
上記の4銘柄に関しては、「アプリを開く」>「メニュー」>「Lightning Web」という操作が必要で、やや使い勝手が悪いです。
取引所としてビットフライヤーを使う3つのメリット
ビットフライヤーを使うメリットは次のとおりです。
- 7銘柄の手数料が安い
- 安全性が高く安心して資産を預けられる
- 電話でのカスタマーサポートを受けられる
それぞれ詳しく解説します。
7銘柄の手数料が安い
ビットフライヤーの取引所(+bitFlyer Lightning )では、次の7銘柄を「0.15%」の安い手数料で取引できます。
- BTC
- ETH
- BCH
- XRP
- XLM
- MONA
- ELF
「0.15%」以下の手数料で売買できる取引所は少ないです。
手数料無料と謳っている取引所は多いですが、スプレッドという実質的な手数料が発生するため要注意です。
上記の7銘柄だけの取引を考えている方は、ビットフライヤーを利用しても良いでしょう。
ただし、ビットバンクでは上記の銘柄のほぼすべてをさらに安い手数料で取引できるため、ビットバンクの方が良い取引所と言えます。
ビットバンクでは、30種類以上の仮想通貨を「0.12%」の手数料で取引できます。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
安全性が高く安心して資産を預けられる
ビットフライヤーは、金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所であるため安心感があります。
特に、次のセキュリティ対策を講じていることから、危険性が低いと考えられます。
- コールドウォレット
- 顧客と会社の資産を分散管理
ビットフライヤーでは、約100%の仮想通貨をオフライン上で管理しているためハッキングに強いです。
また、顧客と会社の資産を分けて管理しているため、万が一ビットフライヤーが倒産した場合でも資産は返却されるでしょう。
自分は2年程度ビットフライヤーを利用していますが、安全面に不安を覚えたことはないです。
なお、これまでに大きな事件は発生していませんが、ビットフライヤーで起きたトラブルを知っておきたいという方は以下の記事をご覧ください。
ビットフライヤーで起きた事件とは?2種類のトラブルを徹底解説!
電話でのカスタマーサポートを受けられる
電話によるカスタマーサポートを受けられる点は非常に嬉しいポイントです。
取引所の多くは電話によるサポートを提供していないため、何か問題があってもすぐに問い合わせられません。
例えばビットバンクでは、電話によるカスタマーサポートは一切受けられません。
自分はビットコインの受け取りに時間がかかりすぎているため電話で問い合わせた経験がありますが、しっかりと対応してくれました。
平日の9時30分から17時30分までの対応のみで通話料は有料ですが、トラブルが発生してもすぐに状況を確認できる安心感があります。
ビットフライヤーの良い口コミ
ビットフライヤーの利用者から集めた、良い口コミは次のとおりです。
- ビットコインの取引量が多い
- Tポイントをビットコインに交換できる
- Braveと連携できる
実際の口コミを含め、それぞれ詳しく解説します。
なお、ここで紹介する口コミは、2023年5月にクラウドソーシングサービスでアンケート調査を行った結果です。
ビットコインの取引量が多い
ビットコインの流通量が多い点は、自分がビットフライヤーを使っている理由の1つです。
仮想通貨は価格変動が大きいため、いつでも売買できた方が安心感があります。
実際の口コミは次のとおりです。
ビットコインの取引量とユーザー数が国内トップレベルで多く、セキュリティ対策もしっかりしているため安心して使う事ができます。通常の取引所に加えてbitFlyer Lightningと呼ばれる取引ツールがあり、リアルタイムでチャートを見ながら条件付きの特殊な注文を設定する事ができます。bitFlyerでは一部の手数料が高くなる場合もあるので他の取引所と用途によって使い分けると良いでしょう。
42歳男性
Tポイントをビットコインに交換できる
Tポイントのユーザーはビットコインに変換することで、ポイント分以上の利益を得られる可能性があります。
また、ビットコインをすぐに売却することでTポイントを現金化できます。
Tポイントを使っている方は、ビットフライヤーを利用することで、自身の現金を使わずにビットコイン投資を始められます。
実際の口コミは次のとおりです。
ビッドフライヤーを利用している理由は、T-pointをビットコインに交換できるからです。かなりT-pointがたまっていて使い道に困っていたので、私にとっては便利なサービスだと思って口座開設しました。セキュリティーもしっかりしていて安心して取引できる暗号資産取引所だと思っています。
57歳女性
Braveと連携できる
ビットフライヤーはBraveブラウザと連携でき、BATという仮想通貨を貯められます。
Braveブラウザを使うことで、あらゆる広告をブロックしてネットを利用できます。
YouTubeなどの広告をブロックしつつBATも貯められるため、利用者が徐々に増えている印象です。
なお、BATは貯められるものの、基本的に少額しか稼げない点は注意が必要です。
実際の口コミは次のとおりです。
まず良い面の一つとしてはセキュリティの高さで、ログインしたら登録しているメールアドレスにログインしましたとメールが届くので、万が一誰かが不正にアクセスしていたら一発で分かる。そして何と言ってもbraveと言うブラウザと連携してトップ画面の広告を見ればbatと言う仮想通貨が少しだけ貯まるので、かなりオススメ。
30歳男性
ビットフライヤーの口座開設方法については、以下の記事をご覧ください。
ビットフライヤーの口座開設方法を5つの手順で紹介【画像付き】
ビットフライヤーの悪い評判
ビットフライヤーの利用者から集めた、悪い評判は次のとおりです。
- 販売所の手数料が高い
- 出金手数料が高い
実際の口コミを含め、それぞれ詳しく解説します。
なお、ここで紹介する口コミは、2023年5月にクラウドソーシングサービスでアンケート調査を行った結果です。
販売所の手数料が高い
ビットフライヤーでは、次の30銘柄に関しては販売所でしか取り扱っておらず、手数料も非常に高額になります。
ETC、LTC、BAT、XEM、XTZ、DOT、LINK、XYM、MATIC、MKR、FLR、ZPG、SHIB、PLT、SAND、AXS、MANA、IMX、APE、CHZ、DAI、AVAX、GRT、RNDR、DOGE、LSK、MASK、ZPGAG、ZPGPT、POL
さまざまな仮想通貨を安い手数料で取引したい方は、ビットバンクをメインの取引所として利用するべきです。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!
実際の口コミは以下のとおりです。
販売所形式の売買スプレッドが高いのでもう少し売買スプレッドが低ければと思いますが、板取引もできるのでその分は良かったです。特にビットコインの板取引の取引高が高いこともあって、売買の注文がバンバン通るのが良いです。このビットコインの取引高が高いのが一番のメリットです。また日本円の振込手数料が、三井住友銀行以外の銀行だと高いのも難点です。各金融機関の振込手数料はもう少し安くして欲しいです。
44歳男性
セキュリティ面がしっかりしているところと、操作が分かりやすくて簡単であるところから、初心者が仮想通貨を始めるには良いところだと思います。しかし、スプレッドが大きいので、積極的に売買したい人にとっては不向きだと感じています。
46歳男性
出金手数料が高い
ビットフライヤーの出金手数料は最大770円と高額であるため、頻繁に日本円を出金する予定の方は利用を控えるべきです。
ただし、投資は余裕資金で行うのが基本であり、頻繁に出金することはないため、あまり気にする必要はありません。
実際の口コミは以下のとおりです。
bitFlyerを使って感じたメリットは初心者でも簡単に使えるところです。ただ、bitFlyerを使って改善した方が良いと感じたのは出金手数料です。使っていてちょっと高いと感じたのでもう少し安くした方が良いと思いました。
42歳男性
ビットコインの取引量が国内No.1で、低額から取引できる点が魅力ですね。また、Tポイントをビットコインに交換できたり、ビットコインFXや先物取引ができるのが魅力に感じました。デメリットは取引手数料や出金手数料を工夫しないと、若干高く感じる点と取引銘柄が少ない点がデメリットに感じました。
39歳男性
手数料は高すぎるって本当?
ビットフライヤーでは、次の3種類の手数料が発生します。
入金手数料 | 取引に発生する手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|
振込手数料 | 取引所:0.15% 販売所:5%~13% | 三井住友銀行への出金 3万円未満:220円、3万円以上:440円 三井住友銀行以外への出金 3万円未満:550円、3万円以上:770円 |
どの仮想通貨取引所でも基本的に振込手数料はかかるため、ビットフライヤーの入金手数料が特別高いわけではありません。
また、「取引所」でかかる手数料は、他の仮想通貨取引所よりも安くなるケースが多いです。
一方で、販売所の手数料は他の取引所と比べても圧倒的に高いです。
販売所の手数料が高いことからビットフライヤーはやばいと言われることがあります。
なお、販売所の手数料について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ビットフライヤーの手数料は高すぎる?実際に計算した結果を紹介!
また、ビットフライヤーの出金手数料は国内の取引所の中で2番目に高いですが、日本円を出金することはあまりないため気にする必要はないでしょう。
以上から、「取引所」を利用する場合に限り、ビットフライヤーの手数料は安くなると言えます。
ビットフライヤーがおすすめな人の特徴
ビットフライヤーがおすすめな人の特徴は次のとおりです。
- 複数の取引所で仮想通貨を分散管理したい
- BTC・ETH・XRPへの投資をメインで行う
- 仮想通貨の長期保有を行う
1つずつ詳しく解説します。
複数の取引所で仮想通貨を分散管理する人
複数の取引所で仮想通貨を分散的に管理したい方は、取引所の1つとしてビットフライヤーを利用するのはありです。
取引所が倒産すると当然売買できず、仮想通貨を別の取引所に送金するにも時間がかかるため、取引チャンスを逃してしまう可能性があります。
自分はビットコインをメインに運用していますが、ビットフライヤーとコインチェックに分けて管理しています。
なお、1つの取引所しか利用する予定のない方は、ビットフライヤーよりもビットバンクがおすすめです。
BTC・ETH・XRPへの投資を行う人
ビットフライヤーでは、ビットコイン・イーサリアム・リップルといった主要な銘柄を安い手数料で買えます。
上記3銘柄の中から取引を始める方が多いため、ビットフライヤーは初心者におすすめです。
コインチェックではビットコイン、ビットバンクではイーサリアム、ビットフライヤーではリップルと分散投資しても良いです。
仮想通貨の長期保有を行う人
ビットフライヤーは仮想通貨の長期保有を行う方におすすめです。
なぜなら、約100%の仮想通貨がオフラインで管理されており、買収される可能性も低いためです。
長期保有では仮想通貨を取引所に何年も預けた状態にしておくため、ハッキングで盗まれないことが重要になります。
また、小規模な取引所は海外の会社に買収されることがあり、長期保有の最中に売却せざるを得ない状況になるかもしれません。
実際、サクラエクスチェンジという取引所は2023年にバイナンスに買収されました。
ビットフライヤーは国内最大手の取引所であるため、安心して長期保有できます。
まとめ:ビットフライヤーはサブの取引所としておすすめ!
ここまで、自分がビットフライヤーをサブの取引所として選んだ理由や、ユーザーから集めた口コミなどについて紹介しました。
取引所(+bitFlyer Lightning )の手数料は「0.15%」と安いですが、次の7銘柄の取引しかできません。
- BTC
- ETH
- BCH
- XRP
- XLM
- MONA
- ELF
一方、販売所では36銘柄を購入できるものの、手数料が圧倒的に高いです。
ビットバンクでは30種類以上の仮想通貨を「0.12%」の手数料で取引できるため、ビットバンクの口座開設をまずはおすすめします。
しかし、仮想通貨はまだ日が浅く何が起こるかわからないため、複数の取引所に資産を分散させることが大切です。
まずはビットバンクで仮想通貨を購入し、本格的な取引を始める前にビットフライヤーもサブの取引所として使い始めると良いでしょう。
【本音レビュー】2年間ビットバンクを使っている感想と評判を解説!