ビットコインとは何?わかりやすく超初心者に向けて解説!

「ビットコインとは何かわかりやすく教えてほしい」

「投資するか決めるためにも特徴を知りたい」

ビットコイン投資に興味がある方の中には、「そもそもビットコインって何?」という方も多いでしょう

結論を言うと、ビットコインは第三者の信用を必要としない、非中央集権的な決済システムです。



電子マネーと似たようなものだと考えている方も多いですが、ビットコインの仕組みは大きく異なります。

本記事では、ビットコインが作られた目的や価値のある理由について解説します

ビットコイン投資の特徴についても紹介するので、やるべきか判断できるようになります。



2021年11月からビットコインを取引している自分が、ホワイトペーパー(計画書)を読んだ知見をもとに解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

ビットコインとは非中央集権的な決済システム

ビットコインとは非中央集権的な決済システム

ビットコインは金融機関のような信用できる第三者を必要とせずに、利用者同士でのオンライン決済を可能とする非中央集権的なシステムです。

2008年10月にサトシ・ナカモトと呼ばれる人物、あるいは団体によって論文が公開され、2009年1月に稼働を開始しました。

以下では、ビットコインが作られた目的や特徴について紹介します。

ビットコインが作られた目的【なぜ価値がある?】

信用できる第三者を必要としない決済システムが求められた理由は、次のとおりです。

  • 従来の金融機関の信頼が揺らいだ
  • 高額な手数料が発生する



銀行を利用している人は多いですが、自分のお金を預けるためにはその銀行を信頼する必要があります。

近年は銀行が倒産することも珍しくないため、銀行を信用することなく自分のお金は自分で管理するべきという考えが根本にあります



また、従来の金融機関の利用には高額な手数料が発生するのも問題です。

例えば、三井住友銀行から日本円を海外送金する場合には、1件当たり7500円の手数料が発生します

ビットコインは、中央集権的な金融機関が抱える問題を解決するために開発されました。

電子マネーとビットコインの3つの違い

電子マネーとビットコインの大きな違いは次のとおりです。

スクロールできます
比較項目法定通貨との関係価格変動管理方法
ビットコイン法定通貨ではない変動する分散管理
電子マネー法定通貨をデジタル化したもの変動しない中央集権



電子マネーは日本円をデジタル化した通貨ですが、ビットコインは法定通貨と交換できる財産的価値です。

電子マネーは国によって価値が担保されていますが、ビットコインの価値は需要と供給によって決まるため価格が変動するのです。



また、dポイントのような電子マネーは、ドコモのような会社が中央集権的に管理していますが、ビットコインは世界中にいる有志によって運用されています。

電子マネーは、1つの管理サーバーがダウンすると利用できなくなる可能性があります。

一方で、ビットコインは16000以上のコンピュータによって分散管理されているため、すべての運営者に問題が発生しない限り利用できるのです。

ビットコインは何に使える?

ビットコインの主な使い方は次のとおりです。

  • 商品の売買
  • 投資対象
  • 価値の保存

ビットコインは、信用できる第三者を必要としないネット上の決済システムであるため、当然商品の売買に利用されます。



ただし、日本ではビックカメラなどでビットコイン決済ができますが、まだまだ利用できる店舗は少ない印象です。

ビットコインは本来の目的に反し、投資対象として利用されるケースが多いです。

国によって価値が担保されているわけではなく、値段は需要と供給で決まるため投資対象になります。



また、ビットコインは最大発行枚数が2100万枚と決まっており、希少性があることからデジタルゴールドと呼ばれることがあります。

金と同じように、ビットコインはインフレ対策など価値を保存する目的で購入されるケースもあるのです。

【初心者向け】ビットコインの仕組み

【初心者向け】ビットコインの仕組み

ビットコインが非中央集権的で第三者の信頼によらず管理できるのは、ブロックチェーン技術によるものです。

非中央集権的なシステムは管理者を複数人にすることで実現できますが、管理者を信頼する必要性が付きまといます

以下では、ブロックチェーンの仕組みを簡単に紹介します。

取引データはブロックチェーンによって管理されている

簡単に言うと、ブロックチェーンはビットコインの取引を記録するための帳簿です。

ブロックチェーンが取引データを処理する仕組みは次のとおりです。

  • 約10分ごとにブロックを生成
  • 正常な取引データをブロックに格納
  • これまでのブロックとつなげる



10分ごとに生成されるブロックの中に取引データは格納され、過去のブロックとつながることで承認されます。

取引データの正常性を確認しているのは、全世界に存在するマイナーと言われる人や団体です。



ビットコインは16000以上のノード(コンピュータ機器)によって管理されているため、非中央集権的な決済システムとなっています。

ビットコイン用の装置さえ購入すれば、誰でもマイナーになれます。

マイニングによって第三者の信頼を必要としない

ブロックチェーンが第三者の信頼を必要としないのは、ある数値を最初に計算した人が作ったブロックだけがこれまでのブロックとつながるためです。

信頼できるマイナーのブロックが過去のブロックとつながるのではありません

ある数値はブロックごとによって異なり、同じものは存在しません。ある数値を計算する作業をマイニングと言います。



マイナーは正常な取引データをブロックに格納した後に、マイニング装置によってある数値を計算する必要があります。

ある数値を最初に見つけたマイナーが取り入れた取引データのみが、正常な取引として処理されるわけです。

ブロックチェーンは、マイナーの信用を必要とするのではなく、計算を信頼の証としたうまい仕組みとなっているのです。

ビットコイン投資のメリットとデメリット

ビットコイン投資のメリットとデメリット

ビットコイン投資のメリット・デメリットは次のとおりです。

メリットデメリット
4年周期でバブルが発生する
まだまだ先行者利益を狙える
短期間で暴落することがある
億り人を目指すことは難しい

それぞれ詳しく解説します。

ビットコイン投資を行う2つのメリット

ビットコインは4年周期でバブルが発生するため、投資信託よりも短い期間で大きく稼げるのは嬉しいポイントです。

実際、2021年のバブルでは4年前に購入していれば「1.4倍〜74倍」のリターンを得られました。

一方、投資信託の平均利回りは約7.4%であるため、4年では1.3倍程度にしかなりません。

ビットコインバブルが発生する理由については後述します。



また、ビットコインを持ってる人は世界人口の2.6%程度と推定されるため、まだまだ先行者利益を狙えます。

ビットコインの値段は需要と供給で決まり、需要に伸びしろがあるため、価格の上昇に期待が持てるわけです。

なお、ビットコインを購入している日本人の割合について知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

ビットコインを持ってる人の割合は?日本人の保有率を徹底分析!

【要注意】ビットコインを始めるデメリット

ビットコインは短期間で暴落するリスクがあります。

直近では、2024年1月12日から2週間程度で20%近くも下落しました。

2024年1月12日から1月25日までのビットコインのチャート
Bitcoin price today, BTC to JPY live price, marketcap and chart | CoinMarketCap



ビットコインは数ヶ月で50%以上も下落することがあり、購入する時期や運用方法が悪いと大きな損失を出してしまうこともあります

また、ビットコインの少額投資で今から億り人を目指すのは難しいです。

なぜなら、現時点で600万円程度の価値のあるビットコインが、数百倍になるとは考えにくいためです。



ビットコイン投資を今から始めるなら、100万円分ほど買わなければリスクにあったリターンは得られないでしょう

なお、ビットコイン投資のメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ビットコインを投資目的で買うメリットとデメリットを解説!

ビットコインの危険性は低いと言える2つの理由

ビットコインの危険性は低いと言える2つの理由

金融庁の認可を受けた取引所を利用すれば、ビットコインは安全に売買できる可能性が高いです。

以下では、ハッキングや詐欺にあうリスクが低いと言える理由について解説します。

ビットコイン自体の安全性が高い

ビットコインはブロックチェーンが利用されているため、不正な取引が受理される可能性は極めて低く、過去のデータを改ざんすることも困難です。

なぜなら、マイナーであれば不正なデータをブロックに格納できますが、ある数値の計算を誰よりもはやく行えるとは限らないためです。

ある数値を1番に計算し、これまでのブロックにつなげることで、取引データは承認されます。



事実、2009年から現在に至るまで、ビットコインのシステムがハッキング被害にあった報告は1度もありません。

もちろん、51%攻撃のような弱点がありますが、ビットコインでは今のところ気にする必要はありません

なお、ブロックチェーンが改ざんできない理由や、51%攻撃を受けないと考えられる理由を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

猿でもわかる!ブロックチェーンの安全性をわかりやすく解説!

金融庁の認可を受けた取引所のセキュリティは高い

金融庁の認可を受けた取引所には、次のセキュリティ対策が実装されています。

  • 仮想通貨をオフラインで管理
  • 顧客と会社の資産を分別管理

上記のセキュリティ対策から、ハッキング被害や取引所の倒産により資産を失ってしまうリスクが低いことがわかります。



以前は、仮想通貨をオフラインで管理していない取引所が存在し、国内でも3件のハッキング事件が発生しました

しかし、行政処分により体制が見直され、2020年以降に関してはハッキング被害の報告はありません。



また、仮想通貨の詐欺を行っているのは、金融庁の認可を受けていない取引所です。

そのため、金融庁の認可を受けた取引所を利用し、ビットコインの売買を行うだけであれば、詐欺にあうことはありません



なお、ビットコイン投資の安全性についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

ビットコイン投資は危ないって本当?5つのリスクと対処法を解説!

【過去13年間】ビットコインの価格推移

【過去13年間】ビットコインの価格推移

2010年に0.3円の価値しかなかったビットコインは、わずか13年程度で約3300万倍も価格が上昇し、現在は約1000万円の値段がついています。

以下では、ビットコインのこれまでの価格推移と価格変動の規則性について解説します。

ビットコインのこれまでの価格推移

ビットコインは、4年周期で値段が大きく上昇する傾向があります。

実際、次のチャートからわかるように、これまでに2013年・2017年・2021年に価格が急上昇しました。

ビットコインの全期間チャート
Bitcoin price today, BTC to JPY live price, marketcap and chart | CoinMarketCap



ビットコインバブルが発生する理由は、4年周期で半減期が発生し、供給量が減少するためです。

半減期が来ると、年間の生産量が半減します。

ビットコインの価格は需要と供給で決まるため、市場に出回るビットコインが減少すれば値段は上昇します。



前回のバブルは2021年に発生したため、次のバブルは2025年に来る可能性が高いです。

なお、「昔ビットコインを買ってたら現時点でどのぐらい稼げているの?」という方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

ビットコインを昔買ってたら?2024年の価格と徹底比較!

価格変動には4年周期の規則性がある

ビットコインは、4年周期で次のサイクルを繰り返しています。

  • バブルで最高価格を更新する:2021年
  • 下落トレンドが発生する:2022年
  • パッとしない相場になる:2023年
  • 上昇トレンドが発生する:2024年(予想)



バブルの翌年は高まりすぎた需要が収まり、年間を通して価格が下落し続ける傾向があります。

また、バブルの翌々年は低い価格帯でのレンジ相場になるケースが多く、年間を通して価格水準が低くなる傾向があります

バブルの3年後には半減期が発生し供給量が減少するため、上昇トレンドが発生する可能性が高いです。



ビットコインは4年周期のサイクルをうまく活用し、安く買いバブルで売ることで稼ぐのが定石です。

なお、ビットコインに4年周期のサイクルがあることについては、以下の記事で詳しく解説しています。

ビットコインのチャートを10年分紹介!価格推移から傾向を分析

ビットコイン投資は長期保有が1番おすすめ

ビットコイン投資は長期保有が1番おすすめ

ビットコインは4年周期のバブルで稼ぐのが定石ですが、長期保有による運用が1番稼げます。

以下では、長期保有をおすすめする理由と2025年のバブルに向けて行うべき準備について解説します。

ビットコインは長期保有をおすすめする3つの理由

ビットコインの長期保有をおすすめする理由は次のとおりです。

  • これまで100%の確率で稼げた
  • 手間がかからない
  • 取引手数料が安くすむ



ビットコインを4年程度ほったらかしにするだけで、これまで「1.02倍~1833倍」の利益を出せました。

バブルで売った方がリターンは大きいですが、4年間の長期保有で稼げなかったことはありません

また、売り買いを繰り返すわけではないため、忙しいサラリーマンでも無理なく続けられ、取引手数料で損をすることもありません。



バブルの翌年と翌々年に安く購入し、次のバブルまで長期保有することで大きく稼げる可能性があります

なお、ビットコインの長期保有についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ビットコインとほったらかしの相性は抜群!放置で稼ぐ3つのコツ

2025年のバブルで稼ぐ具体的な方法

2025年のバブルで稼ぎたい方は、今すぐに一括購入しバブルまで長期保有するのがおすすめです。

これまでの傾向では、2024年は上昇トレンドが発生するため、できるだけ早いタイミングの方が安く買えるでしょう

ビットコインは基本的に積立による購入がおすすめですが、上昇トレンドの場合は一括購入の方が安く買えます。



なお、2025年のビットコインの予想価格は次のとおりです。

スクロールできます
ストックフローモデル生産コストモデルAI
9200万円900万円1100万円

2024年3月23日時点の価格「1BTC=約1000万円」で一括購入すれば、最大で9.2倍のリターンに期待できます



なお、ビットコインの将来の予想価格については、以下の記事で詳しく紹介しています。

ビットコインは将来1億円になる?数値モデルから将来価格を予想

ビットコイン投資でよくあるQ&A

ビットコイン投資でよくあるQ&A

最後に、ビットコイン投資でよくある次の質問に答えます。

  • ビットコインはいくらから買える?
  • ビットコインで借金することはある?
  • 副業禁止でもビットコインは始められる?
  • ビットコインの取引に税金はかかる?



それぞれ詳しく解説します。

ビットコインはいくらから買える?

2024年3月23日時点では、「0.0001BTC=1000円」程度から購入できます。

1コインあたりの値段が高額な場合でも「0.0001コイン」から買えるため、高すぎて購入できないということはありません

ビットコインで借金することはある?

ビットコインの現物取引で借金をすることはないです。

例えば、10万円分のビットコインを現物で買うと、価値がなくなって0円になることはありますが、マイナスになることはないです。

ビットコインの証拠金取引を行わない限り、借金をすることはありません。

副業禁止でもビットコインは始められる?

副業とは「勤務時間外において、他の会社等の業務に従事すること」と定義されているため、ビットコインの取引は副業にはあたりません

なお、コインチェックと呼ばれる国内大手の取引所の公式ホームページにも、仮想通貨は副業にはあたらないと明記されています。

ビットコインは副業禁止でもできる?会社にばれない2つのコツを紹介

ビットコインの取引に税金はかかる?

ビットコインの取引には、10%〜55%の税金が発生します。

例えば、年収400万円のサラリーマンがビットコインの取引で500万円の利益を出した場合、約30%の税金を支払う必要があります。



なお、仮想通貨の税金について詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

ビットコインの税金はいくら?年収400万円のサラリーマンの実例を紹介

まとめ:ビットコイン投資は初心者でも稼げる!

まとめ:ビットコイン投資は初心者でも稼げる!

ここまで、ビットコインについて網羅的に解説しました。

ビットコインは信用できる第三者を必要とせずに、利用者間でのオンライン決済を可能にするシステムです。

本来の目的とは異なりますが、ビットコインの価格は需要と供給で決まるため、投資対象になります。



これまで4年程度ほったらかしにするだけで誰でも稼げましたが、今後もこの傾向は続くと考えられます。

特に、2025年にはビットコインバブルが発生すると考えられるため、今から購入すれば最大で9.2倍の利益を出せる可能性があります

なお、ビットコインの購入は手数料無料で取引できるコインチェックがおすすめです。



180万人以上が利用しているコインチェックの評判や口座開設方法について知りたい方は、以下の記事を続けてご覧ください。

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